木曜日の遅い時間に米国証券取引委員会(SEC)に提出された書類によれば、ダニエル・ルーブのヘッジファンドThird Pointは第三四半期に再びテスラ社の株を購入し、保有していたウーバーテクノロジーズの株を売却しました。
先月、テスラはハンドルやペダルのないロボットタクシーCybercabのプロトタイプと、自動運転のバン型トラックのプロトタイプを発表し、投資家を驚かせました。テスラが人工知能が駆動する可能性のある配車ビジネスに参入することは、ウーバーに対する潜在的な脅威として見なされています。
第三四半期末時点で、ルーブのThird Pointは約40万株のテスラ株を新たに保有しており、その時の価値は約1.05億ドルでした。テスラ株が米国大選の後に上昇したため、木曜日現在同じ数量の株の価値は約1.24億ドルに達しています。
トランプが11月5日の大選で勝利して以来、テスラの株価は上昇し続けています。テスラのCEOであるイーロン・マスクがトランプの重要な内部関係者であることを考慮すると、テスラは新政府から利益を得ると予想されています。
米国SECは、特定の株式を1億ドル以上保有している機関投資家に対して、13-F申告書でその保有状況を開示するよう求めており、四半期末時点の企業の株式およびetfの保有状況、並びにその可能な戦略を理解するための窓口を提供しています。
15万株以上のウーバー株を売却したことに加えて、Third PointはAdvanced Auto Parts Inc.やGoogleの親会社であるAlphabetの株も売却しました。木曜日の早い時間に、Advanced Auto Partsは数百店舗を閉鎖することを発表しました。