【10:35】TOPIX採用企業の堅調な自社株買いペースが続く~大和
大和証券では日本株の需給に関するリポートの中で、11月8日~13日に自社株買いを発表したTOPIX採用企業は72社、総額は約5400億円であったことを指摘している。24年4月~11月(13日まで)の累積発表金額は13.1兆円。23年度4-11月期の約1.7倍となっており、堅調な自社株買い発表ペースが続いているとのこと。TOPIX PBRが上昇する中でも自社株買い発表金額は増加傾向にあり、東証の要請などから日本企業が自社株買いに積極化した可能性が高いと大和では考えている。
【9:40】パウエルFRB議長は12月の利下げスキップに道を開く~SMBC日興
SMBC日興証券では、パウエルFRB議長の14日のダラスにおける講演を受けてリポートしている。議長は「利下げを急ぐ必要はない」とのトーンを示し、12月FOMCにおいて追加利下げを見送る扉を開いた。同時にインフレ沈静化を確信し、労働市場はインフレ圧力の源泉ではないとも繰り返し述べており、現時点で12月会合における利下げスキップがメーンシナリオとまでは位置づけられないとSMBC日興ではコメント。引き続き12月会合における追加利下げを予想している。しかし、議長発言によって、12月利下げの蓋然性は80%から60%程度に低下したと捉えている。
【8:45】寄り前気配はかんぽ、西鉄、アシックス、コンコルディアが高い気配値
主力株の寄り前気配では、かんぽ<7181>+9.73%、西鉄<9031>+8.99%、アシックス<7936>+5.99%、コンコルディア<7186>+5.51%、アサヒインテ<7747>+5.27%、リンナイ<5947>+5.00%、第一生命<8750>+4.99%、アズビル<6845>+4.38%、コマツ<6301>+4.33%、パーソルHD<2181>+4.17%などが高い気配値。
一方、日本酸素<4091>-12.21%、上組<9364>-11.74%、電通G<4324>-10.01%、パナソニック<6752>-5.01%、JPX<8697>-4.61%、ジェイテクト<6473>-4.09%、ダイフク<6383>-3.52%、オープンハウ<3288>-3.46%、アサヒ<2502>-3.05%、SMS<2175>-1.98%などが安い気配値となっている。