スカラ<4845>は14日、2025年6月期第1四半期(24年7月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP指標に基づく売上収益が前年同期比4.3%減の22.26億円、営業損失が0.14億円(前年同期は0.57億円の損失)、税引前損失が0.25億円(同0.69億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が0.32億円(同0.55億円の損失)となった。
DX事業の売上収益は前年同期比2.3%減の11.10億円となった。DX事業全体では、売上収益は前年同期に対して若干減少したが、既存サービス及び新規サービスの導入において概ね予想通り進捗している。一方で、スカラコミュニケーションズとスカラパートナーズの合併等の事業構造改革でリソースの有効活用、生産性向上、コスト削減を図った結果、利益は前年同期に対して増加した。
人材事業の売上収益は前年同期比27.8%減の1.89億円となった。就職活動の早期化への対応や一時的なキャリアアドバイザーのリソース不足により、今期における人材紹介の成約率が減少した。
EC事業の売上収益は前年同期比3.5%減の5.62億円となった。好調な外部環境から前期活況を呈した一部タイトルの一時的ブームが落ち着いた影響と、継続してシステムの改修・改善や最新のテクノロジーの導入を積極的に推進した結果、売上収益・利益は前年同期に対して減少した。
金融事業の売上収益は前年同期比2.3%増の3.09億円となった。2月から販売を開始した新商品「いぬとねこの保険 ネクスト/ライト/ミニ」の販促活動の強化、ウェブサイト・ランディングページの改修等のマーケティング施策が功を奏して保有契約件数が順調に推移し、また新商品の契約比率が増加した。
インキュベーション事業の売上収益は前年同期比30.9%増の0.54億円となった。成長に向けた開発や人件費等の先行費用の増加及び投資事業有価証券評価損の計上があったが、新規事業の積極的な取り組みにより収益規模が徐々に拡大した結果、売上収益・利益は前年同期に対して増加した。
IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.7%減の101.00億円、営業利益が5.50億円、税引前利益が5.40億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が3.40億円とする期初計画を据え置いている。
斯卡拉<4845>於14日公佈了截至2025/6財年的第一季度(9月24日)的合併財務業績(IFRS)。基於非公認會計准則指標的銷售收入較去年同期下降了4.3%,至22.26億日元,營業虧損爲1.4億日元(去年同期虧損5.7億日元),所得稅前虧損爲2.5億日元(虧損6.9億日元),歸屬於母公司所有者的季度虧損爲2億日元(虧損5500萬日元)。
DX業務的銷售收入比去年同期下降了2.3%,至1110億日元。在整個 DX 業務中,銷售收入與去年同期相比略有下降,但現有服務和新服務的推出總體進展如預期。同時,由於通過SCARA Communications和SCARA Partners合併等業務結構改革有效利用資源、提高生產率和降低成本,利潤與去年同期相比有所增加。
人力資源業務的銷售收入比去年同期下降27.8%,至1.89億日元。由於對加快求職的反應以及職業顧問的資源暫時短缺,本財年的招聘合同率有所下降。
歐共體業務的銷售收入比去年同期下降了3.5%,至5.62億日元。銷售收入和利潤與去年同期相比有所下降,這要歸因於某些遊戲的暫時繁榮,前一財年由於外部環境強勁而蓬勃發展,以及繼續積極推動系統更新和改進以及引入最新技術。
金融業務的銷售收入比去年同期增長2.3%,達到3.09億日元。諸如加強2月份開始銷售的新產品 「Dog and Cat Insurance Next/Light/Mini」 的促銷活動,以及所有權協議的數量進展順利,新產品的合同比例提高等營銷措施。
孵化業務的銷售收入比去年同期增長了30.9%,達到5400萬日元。增長所需的開發和勞動力成本等預付款成本有所增加,投資業務證券的估值損失也有所增加,但由於積極開展新業務導致收益規模逐漸擴大,銷售收入和利潤與去年同期相比有所增加。
關於根據國際財務報告準則對截至2025/6年的整個財年的合併收益預測,最初的計劃保持不變,銷售收入較上一財年下降5.7%至1010億日元,營業收入爲5.5億日元,所得稅前利潤爲5.4億日元,歸屬於母公司所有者的淨收益爲3.4億日元。