アジア航測<9233.T>が急落。同社は15日、25.9期通期の連結営業利益予想を29.0億円(前期比1.8%増)に、年間配当予想を44円(前期は44円)にすると発表した。社会インフラ施設の維持管理や超スマート社会の構築、3D都市モデルを含む国土基盤情報の整備、防災・減災対策の推進など、国土強靭化やデジタル改革の加速化、脱炭素社会の実現を背景とした公共投資などへの対応により、増収増益を見込む。
24.9期通期の連結営業利益は28.5億円(前の期比3.8%増)だった。IT・DX投資、人財投資を積極的に進めたことにより、営業利益は前期比で若干増にとどまったとしている。
なお、株価は決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。