share_log

〔Market Flash〕TOPIX採用企業の7-9月期は増収、営業増益、経常減益~大和

Trader's Web ·  Nov 18, 2024 12:07

【13:05】TOPIX採用企業の7-9月期は増収、営業増益、経常減益~大和

大和証券では、11月15日までに決算発表を行い、かつ、2015年以降で全四半期の当期利益データが利用可能なTOPIX採用企業の決算について集計している。ソフトバンクG<9984.T>を除いた7-9月期決算(6-8月期を含む)では、売上高は前年同期比3.8%増、営業利益は同2.7%増、経常利益は同4.7%減であったとのこと。営業増益の一方、経常減益となった。9月末が6月末との比較で円高が進行しており、これによる為替差損の発生が影響したと大和では指摘。ただ、9月末以降には再び円安が進行していることから、経常利益で受ける印象ほどには企業業績は弱くない可能性があるとみている。なお、ソフトバンクGを含むと経常利益は同6.6%増であったとコメントしている。

【10:25】大手不動産ではオフィス賃貸事業の回復ピッチが力強さを増す~野村

野村証券では、金利上昇懸念が引き続き不動産株の重石となる中で、大手不動産会社の主力事業であるオフィス賃貸事業の回復ピッチが力強さを増していることを指摘している。三井不動産<8801.T>が保有する首都圏のビルや、三菱地所<8802.T>の丸の内のビルの空室率は25年3月には1%台へ改善する見通しで、賃料の増額改定率が高まっているとのこと。野村不動産<3231.T>が保有する中規模プライムオフィス市場では、賃料が強含み始めているもよう。個別では、三井不動産をコアに、ガバナンス改革が進む住友不動産<8830.T>、次期中期経営計画の公表を間近に控える東京建物<8804.T>に注目している。

【9:50】多くのアセットが注目のフシにほぼ到達~SMBC日興

SMBC日興証券のテクニカルリポートでは、米大統領選後に上昇が拡大した米国株価指数、米国金利、ドル、暗号資産(ビットコインなど)といった多くのアセットが、選挙前の時点で注目していたフシ目の水準にほぼ到達したことを指摘している。フシ目の水準も上回るようならバブル的な上昇局面に向かう可能性もあるとはみているが、米長期債利回りなどの状況などから、このまま上げが続く可能性は低いと考えている。むしろ、米国主要株価指数などが主要なフシを超えられずに頭打ちとなり、意外と大きな調整が生じてドルも急反落する可能性があることに留意したいとコメントしている。

【8:45】寄り前気配はミルボン、シップ、オークマ、コムシスが高い気配値

主力株の寄り前気配では、ミルボン<4919>+11.98%、シップHD<3360>+4.27%、オークマ<6103>+3.62%、コムシスHD<1721>+2.42%、長瀬産<8012>+2.42%、芙蓉リース<8424>+2.36%、スギHD<7649>+2.15%、トレンド<4704>+2.08%、ニトリHD<9843>+2.06%、UBE<4208>+2.01%などが高い気配値。

一方、上組<9364>-11.90%、横河電<6841>-10.01%、フジテック<6406>-10.00%、TIS<3626>-9.49%、住友ベ<4203>-7.57%、あおぞら<8304>-7.13%、テルモ<4543>-6.37%、デクセリアル<4980>-6.36%、ディスコ<6146>-6.29%、トプコン<7732>-5.75%などが安い気配値となっている。

Disclaimer: This content is for informational and educational purposes only and does not constitute a recommendation or endorsement of any specific investment or investment strategy. Read more
    Write a comment