21日の日経平均は大幅続落。前引けは319円安の38033円。まちまちの米国株を受けて前日終値近辺からスタートするも、すぐに下げ幅を3桁に拡大。米エヌビディアの決算は市場予想を上回るものとなったが、これに対する半導体株の反応がかなり弱いものとなり、大型株が下げを先導した。9時台半ばに節目の38000円を割り込んだところで売り圧力は和らいだ。しかし、押し目を積極的に拾う動きは見られず、低空飛行が継続。300円を超える下落となり、安値圏で前場を終えた。大型株が弱い一方で新興銘柄には資金が向かっており、グロース250指数は上昇している。
東証プライムの売買代金は概算で1兆8200億円。業種別では非鉄金属、銀行、繊維などが上昇している一方、鉱業、精密機器、機械などが下落している。自己株取得を発表した広済堂ホールディングス<7868.T>が急騰。半面、中期経営計画が失望を誘ったフォスター電機<6794.T>が急落している。
日経平均
38033.22 -319.12
先物
38030 -410
TOPIX
2689.07 -9.22
出来高
8.3億株
売買代金
1.82兆円
騰落
上876/下699
グロース250指数
633.96 +2.80
東証REIT指数
1680.39 -2.60
ドル円
155.02
ユーロ円
163.52
債券
1.08 +0.015