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〔Market Flash〕10月訪日客数は単月ベースで過去最大を更新~SMBC日興

Trader's Web ·  Nov 21, 2024 12:47

【13:45】10月訪日客数は単月ベースで過去最大を更新~SMBC日興

SMBC日興証券では、10月の訪日客数統計を受けてリポートしている。2024年10月の訪日客数は原数値ベースで331.2万人。3月から5カ月連続で300万人を上回った後、8~9月は300万人を割り込んだが、10月は再増加して過去最大を更新した。1~10月の累計は3019万人。年内に2019年の3188万人を上回り、通年ベースで過去最大水準を更新するのはほぼ確実な情勢となっている。季節調整値でみても、10月の訪日客数は332.5万人と過去最大を更新した。年率換算では3990万人と4000万人に迫る水準まで増加したほか、コロナ禍前の2019年実績対比でみると、10月は25%も上回る水準になっているとSMBC日興では指摘している。

【13:15】日銀の追加利上げのハードルは高い~東海東京

東海東京インテリジェンス・ラボでは日本の長期金利(10年国債利回り)に関して、一時1.08%台まで上昇したことに関しては、(1)米国で「トリプルレッド」が確実な情勢となる中、米長期金利の上昇に連動した、(2)日銀の追加利上げ観測が高まった―ことなどが背景にあったと考えている。円安進行で輸入物価が再び上昇すれば、日銀の追加利上げを求める声が強まりやすい。ただし、政治体制が流動的なことや日銀の「金融システムの安定」という責務を考慮すると、追加利上げのハードルは高く、慎重な利上げ判断が求められると東海東京では指摘。現行からの長期金利の上昇余地は限定的とみており、当面は1%前後での推移が続くと予想している。

【10:30】エンタメではコナミG、サンリオの好調持続に期待~SMBC日興

SMBC日興証券ではエンタテインメントセクターに関して、7-9月期におけるゲーム関連での好決算銘柄としてコナミG<9766.T>を挙げている。ゲームのサービス化に対する取り組みが奏功しており、中長期的な視点からもポジティブに評価できるとコメントしている。IPコンテンツ関連では、サンリオ<8136.T>が1Qに続いて市場コンセンサスを大幅に上振れる営業増益であったと指摘。今後、リビジョンの切り上がりに加えて株主還元強化施策にも注目が集まるとみており、調整局面は押し目買いを継続したいとコメントしている。

【10:00】トランプ2.0でさらに無視できなくなる暗号資産~東海東京

東海東京インテリジェンス・ラボでは、海外の注目テーマに関するリポートの中で、暗号資産やその関連株が動意づいていることを指摘している。トランプ氏が大統領選で暗号資産業界に好意的な姿勢を見せており、「ビットコイン法案」成立にも一段と期待が高まっているとみている。今年米証券取引委員会によって上場承認されたビットコイン現物とイーサリアム現物のETFには、プロの機関投資家の投資資金が大きく流入しているとのこと。東海東京では、金融市場における暗号資産の存在感はこれまで以上に無視できなくなっていると考えている。

【8:45】寄り前気配はFUJI、住阪セメ、戸田建、住友重が高い気配値

主力株の寄り前気配では、FUJI<6134>+6.30%、住阪セメ<5232>+3.91%、戸田建<1860>+3.88%、住友重<6302>+3.44%、ニフコ<7988>+3.18%、東邦HD<8129>+2.85%、ジェイテクト<6473>+2.76%、ダイセル<4202>+2.64%、太陽誘電<6976>+2.60%、明治HD<2269>+2.47%などが高い気配値。

一方、ネクソン<3659>-7.55%、SOMPOH<8630>-4.58%、ニッコンHD<9072>-4.11%、エムスリー<2413>-3.20%、清水建<1803>-3.07%、荏原<6361>-2.89%、アルバック<6728>-2.60%、かんぽ<7181>-2.44%、ヤマハ<7951>-2.43%、ニデック<6594>-2.37%などが安い気配値となっている。

Disclaimer: This content is for informational and educational purposes only and does not constitute a recommendation or endorsement of any specific investment or investment strategy. Read more
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