マツダ<7261.T>が大幅安。円高進行が嫌気されている。
トランプ次期米大統領がメキシコとカナダ、中国を対象に関税を強化する方針を示すと、米国と各国の貿易摩擦が激化するとの見方から、アジアや欧州の株式相場が軟調に推移。リスク回避の動きから円買い・ドル安が優勢となっている。本日の東京市場が始まると円高が一段と進み、足元では152円90銭台となっている。
円高進行を受け、為替感応度の高い自動車株が売られている。トヨタ自動車<7203.T>、三菱自動車<7211.T>、ホンダ<7267.T>なども安く、業種別では輸送用機器の値下がり率がトップとなっている。