28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は3日ぶりに反発、半導体株の一角が上昇し切り返す展開に
・ドル・円は下げ渋りもリスク選好的なドル買いは一巡か
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はTDK<6762>
■日経平均は3日ぶりに反発、半導体株の一角が上昇し切り返す展開に
日経平均は3日ぶりに反発。前日比160.16円高(+0.42%)の38295.13円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えている。
27日の米国株式市場は反落。ダウ平均は138.25ドル安の44722.06ドル、ナスダックは115.10ポイント安の19060.48で取引を終了した。過去最高値付近から高値警戒感などに軟調に寄り付いた。ダウは一部小売り企業の好決算を好感し一時上昇したが、トランプ次期大統領が計画している追加関税策による経済や企業業績への影響を警戒した売りがくすぶり下落に転じた。ナスダックはAIへの期待が行き過ぎとの見方も浮上し、ハイテクの下落が重しとなり終日軟調に推移し、終了。
米国株安や為替の円高推移を材料に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は38000円を割り込んでスタートしたが、感謝祭ウィークに伴い積極的な売買は手控えられたことから、売り一巡後は下げ渋る展開に。11時前に「米政府、追加で対中半導体規制を課す予定だが、従来ほど踏み込んだ内容とはならない」と伝わったことから、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が一気に切り返すなど半導体株の一角が上昇。日経平均は切り返し38300円台まで上昇した。
日経平均採用銘柄では、株主還元策強化の方針を示したT&Dホールディングス<8795>が大幅高となったほか、米政府の対中半導体規制のニュースを受けて、東京エレクトロン、スクリーンHDのほか、SUMCO<3436>、ソシオネクスト<6526>が上昇。証券会社のポジティブなレポートを受けて、清水建設<1803>も買われた。このほか、カシオ<6952>、荏原製作所<6361>、オークマ<6103>、パナソニックHD<6752>、中外製薬<4519>などが上昇した。
一方、足元上昇していたリコー<7752>は証券会社のネガティブなレポートで売りが優勢となったほか、住友ファーマ<4506>、ZOZO<3092>、テルモ<4543>、セイコーエプソン<6724>、安川電機<6506>が売られた。このほか、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>が下落するなど半導体株はまちまち。
業種別では、鉱業、水産・農林、電気・ガス、その他製品、鉄鋼などが上昇した一方、精密機器、サービス、非鉄金属の3セクターのみ下落した。
今晩の米国は感謝祭の祝日に伴い、株式市場、債券市場ともに休場となっている。明日29日も半日立ち合いのため、後場の東京市場は参加者がより減少し方向感に乏しい展開となりそうだ。前場一気に切り返す動きを見せたが、後場の日経平均は38200円水準での小動き推移となろう。
■ドル・円は下げ渋りもリスク選好的なドル買いは一巡か
28日午前の東京市場で米ドル・円は押し目買いなどで下げ渋り、150円93銭から151円75銭まで反発。ただ、現時点ではリスク選好的なドル買いは一巡しており、ドルの上値は再び重くなっている。
ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0570ドルから1.0547ドルまで値下がり。ユーロ・円は反転し、159円51銭から160円13銭まで戻している。
■後場のチェック銘柄
・アーバネットコーポレーション<3242>、BTM<5247>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はTDK<6762>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・特になし
【要人発言】
・自民税制調査会後藤小委員長
「経済成長による税収増は恒久財源ではないと伝えた」
<国内>
・臨時国会召集日
<海外>
・米国休場(感謝祭)
在28日深夜的交易中,我想注意以下3点。
・日经平均指数3天来首次反弹,半导体股一角上涨并转机
・美元和日元不情愿但喜欢冒险的美元整轮买入吗
・东京电子 <8035> 是价格上涨的最大贡献者,TDK <6762> 同样位居第二
■日经平均指数3天来首次反弹,半导体股一角上涨并转机
日经平均指数在3天内首次反弹。前端交易收于38295.13日元(预计成交量为8.4亿股),与前一天相比增长了160.16日元(+0.42%)。
美国股市27日下跌。道琼斯平均指数收于44722.06美元,贬值138.25美元,纳斯达克指数下跌115.10点,至19060.48点。道琼斯指数从接近历史新高处开始对高价等持谨慎态度。道琼斯指数看好一些零售公司的良好财务业绩并暂时上涨,但对当选总统特朗普计划的额外关税措施对经济和企业业绩的影响持谨慎态度,但销售却转为持续下滑。还有人认为,纳斯达克对人工智能的期望太高了,高科技股的下跌打压并全天保持疲软,并结束了。
根据美国股市贬值和日元汇率升值的变化,东京市场开始以卖出优势进行交易。日经平均指数一开始跌破38,000日元,但由于感恩节周限制了激进交易,因此在一轮销售后不愿下跌。由于在 11:00 之前传达 “美国政府计划对中国实施额外的半导体监管”,东京电子<8035>和屏幕高清<7735>立即回调,半导体股票一角上涨。日经平均指数扭转并升至38300日元的水平。
在日经平均指数采用的股票中,表示将加强股东回报措施的T&D Holdings(8795)大幅上涨,除东京电子和Screen HD外,SUMCO<3436>和Socionext <6526>也因美国政府对中国实施半导体监管的消息而上涨。由于证券公司的积极报道,清水株式会社(1803)也被收购。此外,卡西欧 <6952>、江原制作所 <6361>、大熊 <6103>、松下 HD <6752>、中外制药 <4519> 等上涨。
同时,由于证券公司的负面报道,最近一直在增长的理光<7752>的销售额占主导地位,住友制药<4506>、ZOZO <3092>、Terumo <4543>、精工爱普生<6724>和安川电机<6506>被出售。此外,半导体股涨跌互现,爱德万测试<6857>和Lasertech<6920>下跌。
按行业划分,虽然采矿、渔业/农业、电力和天然气、其他产品、钢铁等上涨,但只有精密设备、服务和有色金属这三个板块下跌。
由于感恩节假期,今晚美国股市和债券市场均休市。由于我们将在明天29日到那里待半天,看来东京市场后台的参与者人数将进一步减少,方向感几乎没有了。它显示出来回的走势,但背部市场的日经平均指数将在38200日元的水平上略有波动。
■美元和日元不情愿但爱冒险的美元整轮买入吗
28日上午,美元和日元因推购等原因不愿下跌,从150日元93日元反弹至151日元75日元。但是,目前,爱好风险的美元购买正在如火如荼地进行,美元的上限再次变得沉重。
欧元兑美元增长缓慢,从1.0570美元跌至1.0547美元。欧元和日元逆转,从159日元51日元回升至160日元13日元。
■后台查看股票
・Urbanet Corporation(3242)和BTM(5247)等5只股票处于止损高位
*包括临时停车高度(符号值)
・东京电子 <8035> 是价格上涨的最大贡献者,TDK <6762> 同样位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・没什么特别的
[贵宾致辞]
・自由党人民税制研究委员会会长后藤
“我告诉过你,经济增长带来的税收收入增加不是永久的财政资源”
<国内>
・特别饮食会议日
<海外>
・美国假期(感恩节)