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ANA未来創造ファンド初の海外投資案件としてニュージーランドを拠点とするZenno Astronauticsへ出資

ANAホールディングス ·  11/28 23:00
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第24-037号
2024年11月29日

ANA未来創造ファンド初の海外投資案件として
ニュージーランドを拠点とするZenno Astronauticsへ出資

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ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ANA未来創造ファンド」を通じて、宇宙での超伝導技術を活用し、革新的な宇宙ソリューションを展開するZenno Astronautics Limited(本社:ニュージーランド、オークランド / 以下、Zenno)へ出資を実行しました。

Zennoは人類が宇宙で繁栄できる未来の構築を使命とするスタートアップです。同社は、超伝導技術の最初のアプリケーションとして、『超伝導磁気トルカ』を開発・販売しており、人工衛星から宇宙ステーションに至るまで、軌道上での高精度かつ拡張性の高い姿勢制御ソリューションを提供しています。また、超伝導技術を基盤に、放射線シールド、ドッキングシステムなど、多岐にわたる革新的なソリューションの研究開発も推進しています。

ANAHDは、Zennoが有する卓越した技術力と市場競争力、そしてCEO Max Arshavsky氏が率いるフロンティアスピリットあふれるチームを高く評価し、このたび出資を決定いたしました。また、Zennoの超伝導技術を活用したアプリケーションは、宇宙空間におけるさまざまなサービスを提供する事業者から、広く受け入れられると考えています。

ANAグループでは宇宙関連産業の商社機能を有する全日空商事を中心に、グループ全体のネットワークと知見を活かし、Zennoの革新的なソリューションが最大限に展開されるよう支援してまいります。両社の強みを融合させることで、さらなる成長と発展を実現し、宇宙事業領域における新たな価値創造を推進していきます。

【各社概要】

会社名Zenno Astronautics Limited
所在地Auckland, New Zealand
代表者Max Arshavsky
設立日2017年12月
事業内容宇宙での超伝導技術を活用し、人工衛星の姿勢制御用の超伝導磁気トルカ、放射線シールド・ドッキングシステムなどの開発
URL

【ANA未来創造ファンドについて】

名称AH―GB未来創造投資事業有限責任組合
(通称:ANA未来創造ファンド)
設立日2024年4月
ファンド規模80億円
運用期間10年
主な投資対象新規事業創出の加速や航空非連動事業の強化による新たな収益機会の獲得、航空事業の収益性改善やお客様体験価値の向上が期待できる領域
例. 次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)、その他
無限責任組合員グローバル・ブレイン株式会社
有限責任組合員ANAホールディングス株式会社
URL
  • 報道機関からのお問い合わせ先:
    ANAホールディングス株式会社
    広報・コーポレートブランド推進部
    03-6735-1111
  • 企業のお客様からのお問い合わせ先:
    ANAホールディングス株式会社
    未来創造室 新規事業開発部 担当
    Mail: contact_afff@anahd.co.jp
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