【13:45】米国株は2025年に銘柄選別の転換点を迎える可能性~みずほ
みずほ証券では、米国株の上昇基調が続くと予想。S&P500指数は2025年末にかけて6500ポイントに上昇するとみている。ただし、法人税減税による利益押し上げ効果の株価への織り込みは春先までに一定程度進むと想定。また、マグニフィセント・セブンの増益率は2025年後半に、それ以外のS&P500指数構成企業493社と同水準まで鈍化すると予想している。そのため、2025年春からは米国株の上昇ペースは鈍化し、2022年末から続くマグニフィセント・セブンへの投資資金の一極集中が転換点を迎える可能性があると考えている。
【13:10】300ミリウエハーの需給率は2025年に88%へ~SBI
SBI証券では、300ミリウエハーの需給率を2023年のSBI推定実績83%に対して、2024年は82%とほぼ横ばいを予想している。2025年は88%、2026年は94%と稼働率改善見通しに変化はないとしながらも、需要回復の遅れから従来予想に対しては需要、供給ともに10万枚/月の下方修正を行っている。2027年には需給率が99%まで改善すると予想している。
【10:20】米株は来週からクリスマス・ラリーの可否を探る展開へ~JPモルガン
JPモルガン証券では、来週から米株市場ではクリスマス・ラリーの可否を探る展開が予想されるとコメント。米株は例年通りなら、ブラックフライデーやサイバーマンデー商戦のすう勢を手掛かりに、12月は景気敏感・シクリカル銘柄の買いを選好する向きが増えやすいとのこと。JPモルガンでは、投機筋の株価先物ロング積み上げが増勢を帯びる傾向にあることや、VIX(恐怖指数)が低位置にあることなどに着目。投資家全般のリスクテイク意欲は相応に根強いとみており、今年もクリスマス・ラリーへの期待が強まるのではないかと考えている。ただし、投資家の米株ポジションは重さが目立つため、過剰な上値追いとはなりづらい点に注意したいと指摘している。
【9:40】12月は金融・ITシステムのアウトパフォームを予想~大和
大和証券では、11月を振り返り、12月の見通しについてコメントしている。11月のセクター動向は、日本の長期金利上昇などから銀行業や証券・商品先物取引業、一部企業が好決算とともに株主還元強化を発表した繊維製品がアウトパフォームする一方、一部企業が公募増資を発表した電気・ガス業、トランプ次期政権における米厚生長官人事への懸念などから医薬品、化粧品メーカーの中国不振などから化学がアンダーパフォームした。12月のTOPIXは割安感の修正から上昇すると大和では予想。日本のゼロインフレ脱却期待から金融セクター、好業績期待からITシステムなどがアウトパフォームしやすいと考えている。
【8:45】寄り前気配はセガサミー、コクヨ、BIPROGY、中部電が高い気配値
主力株の寄り前気配では、セガサミーH<6460>+13.87%、コクヨ<7984>+5.02%、BIPROGY<8056>+4.34%、中部電<9502>+4.33%、特殊陶<5334>+4.06%、日光電<6849>+4.03%、カカクコム<2371>+3.14%、トヨタ<7203>+2.78%、PALTAC<8283>+2.21%、エクシオG<1951>+2.16%などが高い気配値。
一方、上組<9364>-8.39%、テルモ<4543>-6.82%、ダイワボHD<3107>-5.52%、ミスミG<9962>-5.00%、アサヒインテ<7747>-3.60%、パナソニック<6752>-3.56%、北海電<9509>-3.43%、ヤマハ<7951>-3.27%、いすゞ<7202>-3.24%、東建物<8804>-3.19%などが安い気配値となっている。