★13:29 丸紅-底堅い ベトナムで段ボール原紙の製販など手掛ける子会社を譲渡
丸紅<8002.T>が底堅い。同社は29日、ベトナムで段ボール原紙の製造・販売及び包装資材の販売を行うKraft of AsiaPaperboard & Packaging(以下、KOA)をMeico Managementへ譲渡すると発表した。同譲渡によりKOAは同社の特定子会社ではなくなるという。譲渡金額は非開示とした。
同譲渡は同社パッケージ事業のポートフォリオ見直しの一環として実施するものだとしている。
★13:31 リログループ-みずほが目標株価引き上げ 人手不足を背景とした安定成長を評価
リログループ<8876.T>が続伸。みずほ証券では、人手不足を背景とした安定成長を評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を2100円→2200円に引き上げた。
みずほでは、25.3期2Q決算で福利厚生事業内のCRMの減益などが株式市場でネガティブ視されたとみているが、下期に新規大口顧客が加入することや細分化された営業を行うことで、さらなる悪材料となる可能性は低いと考えている。その他のストック利益は人手不足によるアウトソース需要の取り込みや福利厚生を採用に生かす動きから順調に推移。株価はストック利益が中心の不動産管理系企業の平均PER15倍からディスカウントされた水準で推移しており、各四半期でストック利益の進ちょくを確認すること、次期中計で国内中心の投資戦略が示されることで、株価は徐々に上昇すると見込んでいる。
★13:35 ウイングアーク1st-後場上げ幅拡大 シムトップスと資本業務提携
ウイングアーク1st<4432.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日13時10分、シムトップス(東京都品川区)と資本業務提携すると発表した。
両社は、これまでも電子帳票ツール「i-Reporter」とBIダッシュボード「MotionBoard」の連携を通じて、ものづくり現場の生産性の改善を実現してきたという。
同提携により、従来の製品連携に加え、組立加工製造業への提案の幅の拡大を図るとともに、現場から経営までデータに基づいた統合型ソリューションとして提供を開始する。大手製造業に対しては、生産計画策定プロセスや商品企画プロセスの高度化や、スマートファクトリー化に資する提案活動を促進し、企業の成長力を高めるための取り組みを両社で推進するとしている。
★13:44 味の素-底堅い 味の素AGF スティックやインスタントコーヒー値上げ 25年3月から
味の素<2802.T>が底堅い。同社グループの味の素AGFは29日、インスタントコーヒーなどの値上げとスティック17品種の容量改定を発表した。
2025年3月1日納品分より順次実施する。値上げは「ブレンディ」スティック、レギュラーコーヒー、ドリップコーヒーなども対象。商品により異なるが値上げ幅は15%~30%、容量は10~12%程度減らす。コーヒー豆をはじめとした原材料価格の高騰や円安により、企業努力ではコストを吸収できないためとしている。
★13:56 オプティマスG-反落 オーストラリアの自動車販売会社を子会社化
オプティマスグループ<9268.T>が反落。同社は28日、オーストラリアの自動車販売会社Ferntree Gully Auto Salesの株式100%を同社のオーストラリア子会社であるAutopactが取得すると発表した。
連結子会社化により、オーストラリア有数の大都市圏であるメルボルンにおいてグループのディーラーネットワークの拡充により、同地域におけるさらなる優位性を構築することが可能となるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:01 HOYA-丸三が目標株価引き上げ HDD用ガラス基板やEUVブランクスの業績予想を増額
HOYA<7741.T>が反落。丸三証券では、需要旺盛なHDD用ガラス基板やEUVマスクブランクスの業績予想を増額。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を22000円→23700円に引き上げた。
丸三では、25.3期2Qまでの業績進ちょくを踏まえてEUVマスクブランクスやHDD用ガラス基板の業績予想を増額。また、主にメガネレンズにおけるシステム障害の影響は正常化が進展しているとみる。世界的な老齢人口の増加や目への健康意識の高まりに伴うメガネレンズなどの需要増加、半導体市場の回復・拡大に伴う高付加価値なブランクスの販売伸長による中長期的な業績拡大を予想している。