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東証グロ-ス指数は反発、買い優勢で終日プラス圏で推移

Fisco ·  12/03 16:10

東証グロース市場指数 826.28 +5.33/出来高 2億738万株/売買代金 1531億円

東証グロース市場250指数 646.75 +5.03/出来高 1億2864万株/売買代金 1181億円

本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数は反発、値上がり銘柄数は237、値下り銘柄数は300、変わらずは57。

本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日2日の米国市場はまちまち。雇用統計などの重要経済指標発表を控え調整が強まり、ダウは長期金利の上昇や中東地政学的リスク、フランスの内閣が不信任の公算で崩壊の危機に直面していることなどが警戒され、終日軟調に推移。ナスダックはハイテクが支援し堅調に推移し、過去最高値を更新した。

売り買いが交錯した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は反発してスタート。前場中ごろにかけては上げ幅をやや縮小する場面も見られたが、後場からは再度買い優勢の展開となり本日高値826ptまで上げ幅を広げ、終盤にかけても本日高値圏での推移が続いた。日経平均株価が米ハイテク株高を背景に大幅に上昇するなか、個人投資家心理が改善して新興市場にも物色が向かった。ただ、海外投資家が先物買いを入れたとの観測から日経平均が大幅高となった一方で、東証グロース市場指数や東証グロース市場250指数の上げ幅は限定的だった。

個別では、株主優待制度の新設を好感されたリビン・テクノロジーズ<4445>が21%高のストップ高で値上がり率トップに、自社株買いの実施を好感されたブランジスタ<6176>が7%高となった。また、車載エッジAIエージェントを第一弾とした自動車業界向け生成AIサービスを強化したことを発表したヘッドウォータース<4011>が3%高となった。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やGENDA<9166>などが堅調に推移、値上がり率上位には、BTM<5247>、サイフューズ<4892>、アシロ<7378>などが顔を出した。

一方、前日に急騰していたZUU<4387>が利食い売り優勢から11%安で値下がり率トップに、直近上場したククレブ・アドバイザーズ<276A>が8%安となった。また、直近高値圏での推移が続いていたINFORICH<9338>が8%安となった。時価総額上位銘柄では、アストロスケールホールディングス<186A>やJTOWER<4485>などが軟調に推移、値下り率上位には、雨風太陽<5616>、夢展望<3185>、グロースエクスパートナーズ<244A>などが顔を出した。

東証グロース市場Core指数では、トライアル、GENDAなどが上昇した。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
14445リビンT167030021.90
27342ウェルスナビ194528717.31
35247BTM30002468.93
4138A光フードサービス24461918.47
56176ブランジスタ761537.49
64892サイフューズ545367.07
77378アシロ1224746.43
85759日本電解5036.38
99166GENDA26241546.23
104894クオリプス54703005.80

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
14387ZUU696-90-11.45
2276Aククレブ1185-115-8.85
39338INFORICH4625-435-8.60
45616雨風太陽1097-90-7.58
53185夢展望130-10-7.14
6244Aグロースエクスパ2220-139-5.89
76574コンヴァノ1969-122-5.83
8277Aグロービング6370-390-5.77
97083AHCグループ1250-75-5.66
10260Aオルツ739-44-5.62
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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