【13:15】バリューに注目、小型は厳しい~SMBC日興
SMBC日興証券ではクオンツリポートの中で、バリューは今後も注目すべきファクターとコメント。バリュースプレッドは特に大型株で拡大しており、バリュエーションの水準修正の余地があると考えている。海外のバリューファンドが日本株でリスクテイクを拡大していることも追い風になるとみている。小型株に関しては、割安銘柄は増加したものの、銘柄間の格差はあまり拡大しておらず、大型株ほどにはバリュー効果は期待しにくいと考えている。サイズファクターでは引き続き大型優位の展開を予想しており、小型株全体が上昇するのは当面難しいと考えている。
【10:25】企業自身が相場を下支え~東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは、日本株の先行きに懸念材料が少なくない中、相場の下支え役として企業の自社株買いに注目している。自社株買いの動向を反映する事業法人の売買状況によると、8月以降のマーケットが荒れ模様となった局面で買い越し金額が増えているとのこと。今年に入ってから企業の自社株買い決議の金額の増加に弾みがついていることを東海東京では指摘しており、株価が急落する場面で自社株買いが下値を支えることは十分に期待できると考えている。
【9:40】アクティビストが日本企業の価値を高める~大和
大和証券では、日本の株式市場でアクティビストの存在感が増していることを指摘している。11月末までのアクティビストの活動件数は144件と、23年通年との比較で1.4倍に増加しているとのこと。大和ではこれまでの事例から、アクティビストによるプレッシャーがかかる企業は資本効率改善に注力する可能性が相対的に高い点に注目。アクティビストの存在は日本企業全体の意識を高め、日本の株式市場にとってプラスの影響をもたらすことが期待されるとコメントしている。
【8:45】寄り前気配はきんでん、富士通、ブラザー、クレセゾンが高い気配値
主力株の寄り前気配では、きんでん<1944>+22.93%、富士通<6702>+4.04%、ブラザー<6448>+3.92%、クレセゾン<8253>+3.85%、西武HD<9024>+3.42%、コンコルディ<7186>+3.26%、三和HD<5929>+3.18%、IHI<7013>+3.05%、マキタ<6586>+2.96%、スクリン<7735>+2.85%などが高い気配値。
一方、エフピコ<7947>-2.70%、シップHD<3360>-2.44%、横河電<6841>-2.32%、PALTAC<8283>-2.05%、ニトリHD<9843>-1.75%、シマノ<7309>-1.59%、カシオ<6952>-1.53%、博報堂DY<2433>-1.51%、タダノ<6395>-1.35%、コーエーテク<3635>-1.16%などが安い気配値となっている。