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〔Market Flash〕財政政策を巡る不透明感が利上げ判断を遅らせる可能性~大和

Trader's Web ·  2024/12/09 12:47

【13:45】財政政策を巡る不透明感が利上げ判断を遅らせる可能性~大和

大和証券では、国民民主党の代表役職停止中の玉木議員が、25年度税制改正協議での与党の姿勢に強い不満を示したことに注目している。玉木議員は12月6日に、補正予算について「こんな不誠実な対応が続くならとても賛成できない」と自身の X(旧ツイッター)に投稿したとのこと。もし、12月18~19日の日銀の金融政策決定会合までに自公と国民民主党の協議がまとまっておらず、24年度補正予算の国会での採決、25年度予算及び税制改正の策定および国会での採決に関して不透明感が大きい場合、日銀は利上げ判断を翌年1月の決定会合に遅らせる可能性が高まると大和ではコメントしている。

【13:05】年末のドル円は145円前後と予想~みずほ

みずほ証券ではテクニカルリポートの中で、ドル円について考察している。ドル円の投機的差引枚数は6週ぶりに買い越しに転じているとみずほでは指摘。今後も投機筋の円売りの買い戻しと新規の円買いが入りやすいとみている。150円割れも目立っており、折に触れて下値模索が強まりやすいとコメント。年末にかけては144円から154円のレンジで推移し、年末は145円前後と予想している。

【10:20】業績改善が進む建設業~東海東京

東海東京インテリジェンス・ラボでは、大手建設各社に注目している。2020年ごろから建築資材価格や人件費の急激な上昇を受けて利益率の悪化に苦戦していたが、23年以降は資材価格の上昇ペースが緩やかとなり、各社採算改善の取り組みも進んでいるとのこと。今後もコスト上昇圧力には注意が必要だが、一方で土木は公共投資・民間投資ともに概ね堅調で、建築も製造業を中心に堅調に推移している。これらに加えて建設各社はそれぞれ政策保有株の縮減を進めており、経営効率化や株主還元強化の取り組みも評価を高めていくと東海東京では考えている。

【9:50】紙パ・ガラ土・カーボンではセメントの値上げ浸透に期待~大和

大和証券では紙・パルプ、ガラス、セメント、カーボンセクターに関して、7-9月期決算ではエネルギーコストの落ち着きがみられた一方、想定以上の原材料上昇や景況感悪化による各種製品の販売弱含みが業績の重荷になったと指摘している。セクター選好順位は、セメント>カーボン・その他素材>紙・パルプ>ガラスとの従来の見方に変更はないとしている。セメントとカーボン・その他素材の「強気」を継続しており、最上位選好のセメントセクターでは、来年度からの2000円/トンのセメント値上げ浸透の蓋然性が高まったと考えている。

【8:45】寄り前気配はジェイテクト、丸一管、TSテック、豊田合が高い気配値

主力株の寄り前気配では、ジェイテクト<6473>+9.58%、丸一管<5463>+7.43%、TSテック<7313>+5.31%、豊田合<7282>+4.98%、楽天G<4755>+4.87%、レンゴー<3941>+4.45%、JR東日本<9020>+4.19%、イビデン<4062>+3.93%、りそなHD<8308>+3.63%、サンケン電<6707>+3.62%などが高い気配値。

一方、アインHD<9627>-10.00%、シップHD<3360>-2.77%、エムスリー<2413>-2.41%、オービック<4684>-2.36%、トプコン<7732>-2.04%、JMDC<4483>-1.80%、日野自<7205>-1.77%、ちゅうぎ<5832>-1.60%、オークマ<6103>-1.56%、山九<9065>-1.54%などが安い気配値となっている。

声明:本内容仅用作提供资讯及教育之目的,不构成对任何特定投资或投资策略的推荐或认可。 更多信息
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