★9:33 PKSHAー東海東京が投資判断を引き下げ 社内業務領域の利用拡大に期待
PKSHA Technology<3993.T>が大幅反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、社内業務領域の利用拡大に期待。投資判断は「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は4300円を据え置いた。
東海東京では、現状株価が目標株価近辺へと上昇したことを受け、レーティングを引き下げた。AISolutionのリードは好調でAI SaaS事業についても社内業務領域等で利用の拡大を見込んでいる。25/9期の予想売上収益は203.5億円(前年比20.5%増)、事業利益は35.8億円(同13.7%増)。プロダクトは地方金融機関をはじめメガバンク等にもコンタクトセンター向けで採用されており、金融機関を中心に営業所等の省人化ニーズを背景にプロダクトは拡がるとコメント。ソリューション案件についても引き続き好調なモメンタムを予想している。
★9:40 コスモス薬品-急落 11月度の既存店売上高3.0%減 全店は伸び鈍化
コスモス薬品<3349.T>が急落。同社は9日、11月度の国内既存店売上高は前年同月比3.0%減だったと発表した。前月は1.8%減だった。全店は同3.4%増で、前月比では1.8ポイント低下した。
★9:45 アストロスケール-大幅高 月面探査車・宇宙ごみ回収 UAEに技術売り込み=日経
アストロスケールホールディングス<186A.T>が大幅高。10日付けの日本経済新聞朝刊は、同社をはじめ、トヨタ自動車<7203.T>や三菱重工業<7011.T>など20社超が、アラブ首長国連邦(UAE)で宇宙関連の技術を売り込むと報じた。
記事によれば、月面探査車や小型衛星の打ち上げ、宇宙ごみ回収など各社の技術・サービスのほか、人材育成でも連携を狙うもよう。世界が宇宙開発を競うなか、需要を開拓して競争力を高めるとしている。
★9:50 ニトリ-3日ぶり反落 円安進行を嫌気 中国の景気浮揚策期待でリスクオンの円売り
ニトリホールディングス<9843.T>が3日ぶり反落。円安進行が嫌気されている。
ドル円は前日の東証大引け時点で150.1円程度だったが、足元では151円台に円安が進行。中国の景気浮揚策への期待を背景に、投資家心理が楽観に傾いたことでリスク・オンの円売りが優勢となっている。
円安進行に伴う輸入コスト増加への懸念から、同社株も売られている。円高メリット銘柄では、ラクト・ジャパン<3139.T>、北越コーポレーション<3865.T>、あさひ<3333.T>なども安い。
★9:53 サンエー-大和が目標株価を引き上げ 資本政策拡充を評価
サンエー<2659.T>が続伸。大和証券では、資本政策拡充を評価。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価は2950円→3400円に引き上げた。
大和では、24年度通期会社計画及び配当は据え置かれたが、利益上振れや配当の上積みが期待できると指摘。24年度決算発表時に上記の株主還元方針が具体化されるとみている。上期進捗は大和想定並みであり、P/Lの大和業績予想は据え置いた。一方、資本政策拡充を踏まえ、配当予想を大幅に増額。沖縄経済の活性化に伴う中長期成長と高水準の株主還元に期待している。
★9:57 SBIHD-反落 日本でAIデータセンター参入 ベトナム社に出資=日経
SBIホールディングス<8473.T>が反落。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社がAI開発向けのデータセンター事業に参入すると報じた。
記事によると、ベトナムのIT最大手FPTが日本でのデータセンター事業向けに新設したFPTスマートクラウドジャパン(東京都港区)への出資検討で9日、合意したという。2025年1月末までに株式の最大35%を取得する。米エヌビディア製の画像処理半導体(GPU)を導入し、大容量のデータが処理できるクラウドサービスを日本企業などに提供するという。25年2月の日本でのサービス開始をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。