【13:40】自動車は25年に一段と強まる逆風を押し返せるか?~MSMUFG
モルガン・スタンレーMUFG証券では自動車セクターに関して、需要停滞、米国販売奨励金の増加、環境規制強化、米国輸入関税リスクなど、2025年も課題が多いと考えている。業界全般でマージンのピークアウトが想定される中、トヨタ<7203.T>はバリューチェーンの収益拡大、ホンダ<7267.T>は二輪の安定収益継続、日産<7201.T>はターンアラウンド実行力に注目。相対的な割安感からホンダの「Overweight」を継続している。
【12:40】12月理事会の豪中銀は想定以上にハト派的~SMBC日興
SMBC日興証券では、オーストラリアの中央銀行であるオーストラリア準備銀行(RBA)の12月理事会におけるスタンスが、想定を超えてハト派的であったと指摘している。SMBC日興ではRBAが2025年4-6月期に利下げを開始すると見込んできたが、今後のインフレ率が低下基調を強めれば、2025年2月理事会における利下げが可能になるとのこと。SMBC日興ではその蓋然性は50%程度とみており、現時点では2025年4-6月期の利下げ予想を維持しているが、データ依存の下で2月会合への前倒しを排除しないとコメントしている。
【10:15】総合商社への「強気」スタンスを継続~大和
大和証券では、総合商社に対して「強気」の投資スタンスを継続している。主な理由としては、(1)「脱炭素」により、資源価格は「シクリカル」ではなく上昇しやすい、(2)「世界分断」により人類にとって高い資源価格が常態化、(3)「脱炭素」「世界分断」などによる「サプライショート」で非資源事業も収益拡大、(4)ROE改善のための株主還元改善期待―などを挙げている。中東地政学リスクの高まりや、トランプ次期米大統領の政策次第では関税・非関税障壁など世界的なサプライチェーン障害が増大するリスクがあることも、当該セクターにはプラス材料になると大和では考えている。
【9:45】ドラッグストア間の収益性改善の違いに注目~MSMUFG
モルガン・スタンレーMUFG証券ではドラッグストア業界に関して、大手各社も利益率改善を伴った成長が難しくなってきていると考えている。当該セクターは厳しい競争を背景に、2025年も成長加速や利益率改善がより難しくなると指摘。個別に収益性改善と売り上げ拡大を両立しうる局面かどうかを判断する必要があるとみており、カバー銘柄の中ではコスモス薬品<3349.T>の投資判断「Overweight」を強調している。
【8:45】寄り前気配はトプコン、きんでん、FUJI、ケーズHDが高い気配値
主力株の寄り前気配では、トプコン<7732>+23.19%、きんでん<1944>+22.92%、FUJI<6134>+22.56%、ケーズHD<8282>+21.22%、戸田建<1860>+16.35%、パーソルHD<2181>+14.97%、ダイワボHD<3107>+4.01%、ほくほく<8377>+3.88%、大和ハウス<1925>+3.66%、アルフレッサ<2784>+3.32%などが高い気配値。
一方、寿スピリッツ<2222>-5.51%、TIS<3626>-5.23%、シップHD<3360>-4.51%、ソニーG<6758>-4.13%、エフピコ<7947>-3.11%、リコー<7752>-3.02%、清水建<1803>-2.92%、PALTAC<8283>-2.82%、丸紅<8002>-2.81%、ヤクルト<2267>-2.78%などが安い気配値となっている。