住友化学<4005.T>が底堅い。同社は17日、住友ファーマ<4506.T>と再生・細胞医薬事業の研究開発などを担う合弁会社に関する契約を締結したと発表した。
住友ファーマがiPS細胞由来の製品開発に関する長年の取り組みで培った技術・知見を最大限活用し、同社が有する工業化技術、分析技術、品質管理などに関するノウハウを掛け合わせることで同社グループにおけるシナジーを最大化することにより、同事業の早期育成およびグローバル展開の加速に努め、2030年代後半に最大で約3500億円の事業規模をめざすという。
新会社の営業開始は2025年2月1日の予定としている。