三菱ケミカルグループ<4188.T>が続落。日本経済新聞電子版は19日5時に、同社が北九州市の拠点で半導体関連素材の投資を加速すると報じた。
記事によると、半導体基板となるシリコンウエハーの製造に使う合成石英粉の生産能力を、2028年9月から35%高めるという。製造工程に欠かせない純水づくりのための樹脂や、フォトレジスト(感光剤)原料も25~26年に増産し、先端素材製造の一大拠点とするとしている。
今回の投資は111億円の投資のうち3分の1にあたる最大37億円を経産省が補助するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。