★9:15 シード-大幅高 コンタクト型端末 目前に映像 農工大と共同開発=日経
シード<7743.T>が大幅高。日本経済新聞電子版は19日、同社と東京農工大が共同でコンタクト型端末を開発したと報じた。
記事によれば、現在は基幹技術の開発を終えて生産技術の開発を進めている段階のもよう。「我々が調べている限りでは世界初の技術」と担当者は話しているようだ。将来はデバイスメーカーなどと組んで製品化を目指すとしている。
★9:19 住友林業-大幅安 米利下げペース鈍化の見通しを嫌気 トールブラザーズは5%超の下落
住友林業<1911.T>が大幅安。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)において、2025年の利下げ回数の見通しが従来の4回から2回に修正されたことが嫌気されている。
利下げペース鈍化を受けて米主要3指数は大幅安。米10年債利回りも4.5%台に上昇しており、住宅ローン金利高止まりによる住宅需要低下の懸念からDRホートンは3%超、トール・ブラザーズは5%超の下落となった。同社も米国の住宅事業に注力していることから、業績への影響を警戒した売りが出ている。積水ハウス<1928.T>も安い。
★9:20 FRONTEO-3日ぶり反落 AI創薬支援サービスに関する新技術について特許出願
FRONTEO<2158.T>が3日ぶり反落。同社は19日9時、仮説生成に特化したAI創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI Factory」(以下DDAIF)において、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」を活用して生成した、疾患に関連する遺伝子のネットワークを構成するパスウェイの機能を明らかにする新たな技術を開発し、特許出願したと発表した。
今回開発した新技術は、すべての構成遺伝子を加味した形でGO termを関連付け、疾患に関わる遺伝子ネットワーク上で、個々の遺伝子をつなぎ合わせたパスウェイの機能に加え、複数のパスウェイを合わせたパスウェイ群の機能を精緻に予測するものだという。
これにより、遺伝子ネットワーク上で優勢な機能のより効果的な特定や、創薬標的に医薬品が作用した場合に生じる生物学的現象の予測などが可能になり、DDAIFにおいて、より適切な創薬標的の発見や仮説生成に貢献することが期待されるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:29 リゾートトラストー東海東京が目標株価を引き上げ 会員権販売が好調に推移する見通し
リゾートトラスト<4681.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、会員権販売が好調に推移すると予想。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3320円→3750円に引き上げた。
東海東京では、25/3期業績について、売上高2459億円、営業利益252億円とほぼ会社計画と同水準の予想。前回予想を上方修正した。ホテルレストラン等事業は修繕費増加を想定し下方修正したが、会員権事業は8月販売開始のサンクチュアリコート八ヶ岳を中心に会員権販売が好調に推移するとみて上方修正した。26/3期も増収増益を予想している。
★9:29 アンビスHD-大和がレーティング引き下げ シフトチェンジの影響を考慮
アンビスホールディングス<7071.T>が大幅に8日続落。大和証券では、シフトチェンジの影響を考慮。レーティングを「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」に、目標株価を2700円→820円へそれぞれ引き下げた。
同社は25.9期以降シフトチェンジを実施する方向を示し、現場従業員の負荷軽減、人員増加や研修強化の実施、医心館と連携した医療支援事業も本格的に展開する。大和では、シフトチェンジによる効率性の悪化に加え、今後の注力事業である医療支援事業に不透明感もあると指摘。株価は底値圏にあると考えるが、今後の展開を慎重に見極める必要があるとしている。
★9:30 カカクコム-大和が目標株価を引き上げ 業績好調続く、高ROE・株主還元にも注目
カカクコム<2371.T>が続伸。大和証券では、業績好調続く、高ROE・株主還元にも注目。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2300円→2800円に引き上げた。
大和では、営業利益は25/3期が前期比18.9%増の307億円(会社計画285億円)、26/3期が同11.7%増の343億円、27/3期が同6.4%増の365億円と予想。営業費用の増加が抑制され、「食べログ」を中心に利益拡大が続くとみている。また、時価総額や事業規模、サービス領域等が似通ったインターネット企業の予想PERのヒストリカルな水準などを考慮。また、高収益と投資負担が少ないビジネスモデルに依拠した資本効率の高さ、株主還元にも注目している。株主還元は配当性向50%以上を継続し、自己株式取得も期待できるとした。