アドバンスクリエイト<8798>は13日、過年度決算の訂正による過年度売上高への影響額を発表した。
同社は、桜橋監査法人より、PV計算の結果の一部について実態との乖離が見られるとの指摘を受け、過年度決算の訂正を行うことで是正する。訂正には相応の時間を要することから、2024年9月期決算発表を延期し、過年度決算を訂正する。
訂正の期間は、2020年9月期累計期間から2023年9月期累計期間である。各期間においてそれぞれ計上された各売上高の訂正による減少額を累計した金額は、概算で△45億円程度を見込んでいる。売上高が訂正されることにより、各期の損益に影響を与えることが見込まれる。
PVの再計算を行う過程にて、同社を通じて販売された保険商品に係る保険契約の自動更新等に伴い、同社が将来的に収受できる代理店手数料(10数億円程度)が存在することが確認されているが、PVの再計算を通じた過年度決算における売上高の訂正には考慮していない。