【14:20】日銀は1月の会合前に明確なシグナルを発すると予想~大和
大和証券では、25年1月23、24日の日銀金融政策決定会合に関して、これより前に石破首相が経済団体首脳に賃上げを要求する場面があるとみており、経済団体首脳の対応に注目している。また、日銀の支店長会議も行われることから、日銀はそれらの場で得られた25年春闘に向けたモメンタムに関する情報を踏まえて政策判断を行うと考えている。24年夏のタントラム以降、日銀は丁寧に情報発信をするようになっていると大和では捉えている。1月に関しては利上げを実施する場合、見送る場合ともに明確なシグナルを出すとみており、サプライズ度合いは小さいと予想している。
【13:10】機械、造船・プラントの需要回復はU字かL字~SMBC日興
SMBC日興証券では機械、造船・プラントセクターに関して、2025年は2024年と大きな外部環境の変化はなく、特にFA需要は最終製品のけん引役が見当たらない中、V字回復よりもU字回復(緩やか)かL字(横ばい)にとどまると予想している。FA銘柄の株価が力強く上昇するには、中国以外での成長ストーリーを醸成するか、ROE向上に向けた資本政策改善が重要と考えている。2025年を見据えたサブセクター選好順位は、総合重機械・プラント>環境関連>建機・農機>FA>自動車関連との前回見通しを継続している。
【10:30】BOEは政策金利据え置きも3名が追加利下げを主張~三菱UFJMS
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では英イングランド銀行(BOE)の金融政策委員会を受けてリポートしている。6対3で利下げは見送られ、政策金利は4.75%に据え置かれたが、市場では8対1で据え置きとの見方が多かったとのこと。3名の利下げ主張はサプライズとなった。ただし、依然として大半のメンバーはインフレリスクを警戒していることなどから、三菱UFJMSでは2026年にかけて4半期ごとに25bpの利下げが実施され、利下げ幅の累計が200bp程度になるとの予想を維持している。
【9:55】2025年末の米10年金利の着地予想を4.25%に~大和
大和証券では、2025年の米金利について、来年3月、6月の追加利下げ実施を前提に、10年金利の着地見通しを4.25%とするとともに、予測レンジを3.5%から5%へ拡大している。(1)利下げの第一フェーズが予想より早く終了したこと、(2)ロンガーランFF金利が3%へ切り上がり、今後も上昇が見込まれること、(3)トランプ氏の政策により変動性の高い相場が想定されると見込まれること―などを反映している。
【8:45】寄り前気配はSOMPO、日産化、JPX、ニチレイが高い気配値
主力株の寄り前気配では、SOMPO<8630>+17.07%、日産化<4021>+10.88%、JPX<8697>+9.65%、ニチレイ<2871>+8.62%、住友不<8830>+7.79%、日化薬<4272>+7.76%、豊田織機<6201>+6.24%、オークマ<6103>+6.09%、ヒロセ電<6806>+5.92%などが高い気配値。
一方、KADOKA<9468>-15.95%、テクノプロH<6028>-6.75%、シップHD<3360>-5.49%、TBSHD<9401>-3.55%、東邦HD<8129>-3.44%、参天薬<4536>-3.16%、HOYA<7741>-3.02%、インフロニア<5076>-2.99%、博報堂DY<2433>-2.55%、塩野義<4507>-2.39%などが安い気配値となっている。