【10:00】25年は1%台半ばのプラス成長を見込むも「トランプ2.0」で不確実性大きい~大和
大和証券では、2025年の実質GDP成長率は+1.6%と見込んでいる。「成長のゲタ」を除くと+1.0%で実態としては緩やかな回復を想定。所得環境の改善などにより個人消費が増加に転じるほか、今後3年程度で7兆円弱の経済効果が見込まれる石破茂政権の総合経済対策も景気の押し上げ・下支え要因になると予想している。「103万円の壁」の引き上げで、個人消費は0.7兆円程度押し上げられると試算している。一方、日本経済および世界経済の先行きにおける最大の不透明要因は、米国のトランプ次期政権の政策(「トランプ2.0」)と指摘。米中対立の更なる激化や、経済安全保障の強化による経済活動の抑制も懸念している。
【9:35】円安でも、内需業種のオーバーウエイトを維持~みずほ
みずほ証券では、足元は円安になってきているが、トランプ次期政権の政策による外需の不透明要因が高いため、内需中心を維持している。建設を中立からオーバーウエイト、繊維をアンダーウエイトから中立へ引き上げる一方、小売をオーバーウエイトから中立へ引き下げた。建設は業績見通しが良いうえ、持合い解消加速や株主還元に期待。小売は実質賃金伸び率の回復ペースが遅いうえ、自民党と国民民主党の交渉が決裂し、所得減税の規模が期待より小さくなりそうなことを考慮。銀行、保険、情報通信、サービス、その他製品のオーバーウエイト、輸送機、卸売(商社等)、医薬品、鉄鋼のアンダーウエイトを維持した。
【8:45】寄り前気配は住友不、SOMPO、FUJI、ブラザーが高い気配値
主力株の寄り前気配では、SOMPOH <8630>+17.11%、FUJI<6134>+13.24%、ブラザー<6448> +8.88%、八十二<8359> +8.30%、戸田建<1860> +5.19%、日本郵政<6178> +4.84%、参天薬<4536> +4.63%、四国電<9507> +3.79%、グローリー<6457> +3.54%などが高い気配値。
一方、KADOKA <9468>-18.98%、日本新薬<4516>-16.73%、PALTAC<8283> -4.48%、長瀬産<8012> -3.21%、上 組<9364> -3.16%、洋缶HD<5901> -3.14%、日本オラクル<4716> -2.78%、アズワン<7476> -2.73%、グリコ<2206> -2.53%、群馬銀<8334> -2.34%
などが安い気配値となっている。