【14:00】日経平均は当面ボックス圏での推移が続くと予想~みずほ
みずほ証券では、日経平均株価の2025年末予想を41000円で据え置いている。また、26年度業績予想ベースのフェアバリューを基に、26年3月末の予想値を42000円としている。みずほでは、24年7月11日につけた史上最高値42224円は25年中に更新するとみているものの、当面はボックス圏での推移が続くと考えている。トランプ米政権の政策期待から米国株の堅調推移が見込まれる一方、石破政権における構造改革への期待は後退しており、日本株が米国株に対して相対的に劣後する状況が続くと予想している。
【13:10】1月は金融や電子部品のアウトパフォームを予想~大和
大和証券では日本株に関して、1月のTOPIXは春闘や10-12月期決算への期待と割安感の修正から上昇すると予想している。日本のゼロインフレ脱却期待から金融、低水準の在庫やAI関連需要の創出、円高懸念の後退などから電子部品のアウトパフォームの可能性が相対的に高いと考えている。
【10:20】名目小売販売は頭打ち~SMBC日興
SMBC日興証券では、11月の商業動態統計を受けてリポートしている。11月の小売販売(季節調整値)は前月比+1.8%と3カ月ぶりに前月から増加。11月下旬からの気温の低下で衣料品や百貨店が増加した。ただ、名目小売販売は単月では増加したものの、均せば頭打ちになっているとSMBC日興ではコメント。値上げによる影響が大きかったとみており、今後しばらくは横ばい推移が続くと予想している。一方で、実質ベースでの小売販売は、勢いは弱いものの上向き始めていると指摘している。
【9:40】構造的に四半期初は需給の転換点となることが多い~大和
大和証券では、ここ2年は大発会の日が当面の安値になっており、他の四半期の初盤も底値が多いことを指摘している。東証の要請によって、自社株買いが四半期最後の5営業日は自粛される。毎週2000億円レベルの高水準の買い越しが止まることで、四半期末の需給は悪化しやすい。加えて、四半期初には自己資金運用の利食いが入りやすい。しかし、同じタイミングから自社株買いが再開することから、四半期初が底値になりやすい構造があると大和では分析している。
【8:45】寄り前気配はエクシオG、参天薬、FUJI、東電力HDが高い気配値
主力株の寄り前気配では、エクシオG<1951>+22.94%、参天薬<4536>+5.59%、FUJI<6134>+4.99%、東電力HD<9501>+4.39%、オークマ<6103>+4.33%、シップHD<3360>+3.81%、エフピコ<7947>+3.76%、東邦HD<8129>+3.52%などが高い気配値。
一方、サンケン電<6707>-9.32%、グローリー<6457>-8.88%、フジHD<4676>-6.84%、横河電<6841>-6.02%、日本オラクル<4716>-5.59%、上組<9364>-4.72%、トプコン<7732>-4.55%、富士電機<6504>-3.89%、戸田建<1860>-3.57%などが安い気配値となっている。