エア・ウォーター<4088.T>が底堅い。6日付の化学工業日報は、同社が先端半導体の製造を目指すラピダスにも深く関わり、材料輸送の取りまとめ業者の1社に選ばれたと報じた。
記事によれば、ラピダス工場の廃液などのリサイクルも担当するという。同社は道内でのリサイクルや容器の管理・点検のほか、関西・中部エリアの中継ターミナルとなる三重県亀山市のグループ拠点(亀山物流センター)の運営に携わる。特殊ガスとケミカルの輸送ノウハウを生かし、同じく業者に選ばれたNIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>傘下の日本通運の輸送をサポートする役割も担うとしている。