★9:00 セブン&アイ-売り気配 3Q累計最終益65%減 構造改革費の計上など響く
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売り気配。同社は9日、25.2期3Q累計(3-11月)の連結純利益は636億円(前年同期比65.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは1450億円。
国内コンビニエンスストア事業は既存店売上高が減少したことで減益となった。海外コンビニエンスストア事業については、インフレによる節約志向が高まるなかで大幅な減益となった。米国コンビニの不採算店閉店による減損損失や、ラストワンマイル戦略再構築に伴う損失、ヨーク・ホールディングスのシステム統合などに伴う損失の計上なども響いた。
★9:00 Chordia-買い気配 「rogocekib」について米国希少疾患指定受理
Chordia Therapeutics<190A.T>が買い気配。同社は1月10日7時に、再発難治性の急性骨髄性白血病(AML)治療薬候補「rogocekib」について、米国食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ指定(希少疾病用医薬品指定)を受理されたと発表した。
rogocekibは、米国で第1/2相臨床試験を進行中。同指定により米国新薬承認申請時の申請費用の免除、臨床開発に係る連邦税の減免など、FDAからの各種薬事・研究費支援などの開発優遇・促進策が米国にて活用可能となるとともに、承認後には米国における7年間の排他的先発販売権が与えられるという。同社はrogocekibの商用化に向けての大きな一歩であるとしている。
★9:00 キャンドゥ-買い気配 3Q累計営業益77%増 直営既存店が好調 原価率低下も寄与
キャンドゥ<2698.T>が買い気配。同社は9日、25.2期3Q累計の連結営業利益は5.4億円(前年同期比77.4%増)だったと発表した。通期の会社計画は4.5億円。
直営既存店が客単価・客数ともに好調に推移した。物価高の上昇が続くなか、他価格商品を中心に原価の低減や、価格維持に努めるための取り組みを続けたことにより原価率が低下したことも寄与した。
★9:00 カネカ-6日ぶり反発 廃棄ゼロの太陽光パネル レアメタル再利用容易=日経
カネカ<4118.T>が6日ぶり反発。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2030年までに使用後に部品や素材から廃棄物の出ない太陽光パネルを開発すると報じた。
記事によれば、主要な部材の固定方法を工夫し、希少金属(レアメタル)などを再利用しやすくする。生産から廃棄までに費やすエネルギー消費量も3分の1に減らせるとしている。
★9:01 スギHD-売り気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は11%増
スギホールディングス<7649.T>が売り気配。同社は9日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の400億円から410億円(前期比12.0%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは420億円。
個人消費やインバウンド需要の回復を受け、ヘルス&ビューティケア関連商品や日用雑貨・食品などの販売が増加した。連結子会社化したI&Hの業績寄与も見込まれるため、従来予想を上回る見通し。
25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は287億円(前年同期比11.0%増)だった。
★9:01 キユーソー流通-売り気配 今期純利益25%減見込む 前期は計画上回る
キユーソー流通システム<9369.T>が売り気配。同社は9日、25.11期通期の連結純利益予想を20.0億円(前期比24.8%減)に、年間配当予想を27.5円(前期は23.5円)にすると発表した。
今期から始まる第8次中期経営計画の3つの基本方針として、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」を進めるとしている。
24.11期通期の連結純損益は26.6億円の黒字(前年同期は13.3億円の赤字)だった。会社計画は22.0億円の黒字。鶏卵供給不足に対する回復の動きや、期初想定を上回る適正料金施策の進ちょく、電気代高騰の緩和などが寄与した。