米労働省が発表した12月の生産者物価指数(PPI)、前月比は0.2%増と市場予想の0.4%増を下回る。前期は0.4%増。
前年比は3.3%増と市場予想の3.5%増を下回る。前期は3.0%増。
12月のコア生産者物価指数(PPI)、前月比は0.0%増と市場予想の0.3%増を下回る。前期は0.2%増。
前年比は3.5%増と市場予想の3.8%増を下回る。前期は3.5%増に上方修正。
食品価格の低下とサービス価格の横ばいにより、12月の米卸売物価指数が予想外に低下。根強い物価上昇圧力に対する懸念を緩和する材料と見られる。データが発表された後、米国債の利回りは低下し、S&P 500種指数先物は上昇、ドルインデックスは下落した。
PPIの構成内訳の数種類が連邦準備制度が重視するインフレ指標であるPCE指数に関連しているため、エコノミストは注目している。カテゴリーの中、介護は横ばい、医療サービスとポートフォリオ管理はわずかに上昇した。航空運賃価格は2022年3月以来最大の増加となる。食品価格は0.1%下落し、野菜価格は15%近く下落、一方、エネルギー価格は3.5%上昇。
IGMのアナリストは、12月の米国生産者物価指数(PPI)は予想を大幅に下回り、連邦準備制度の次の動きにとってポジティブなシグナルであるが、必ずしも今後数か月の消費者物価指数(CPI)の結果が弱いと見られることを意味するわけではないと指摘した。
米国内製造業者の販売品目(約1万品目)について、価格を測定した指数(1982年=100)。指数の変化(前月比・前年比)の形で報じられることが多い。生産過程における3段階(原材料、中間財、完成財)についてそれぞれ測定しているが、一般的には完成財の数値が注目される。月ごとの変動の激しい食品とエネルギー関連を除いたコア部分の数字も発表され、基礎的なインフレを把握するために活用される。消費者物価指数(CPI)に比べると注目度がやや低いが、CPIよりも早く出ることが多いため、先行指標とて活用されることがある。
-moomooニュースCitron
Comment(1)
PPIだけでなく、指数等の説明があるのが嬉しい。しかも薄い字で控えめなのがにくいね!
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