【14:05】日銀は最終的に1.25%まで利上げを行うと予想~UBS
UBS証券では日銀に関して、1月の会合では政策金利が0.25%から0.5%に引き上げられたが、次回は7月に0.75%に引き上げられると予想している。最終的には1.25%までの利上げを見込んでおり、7月の後は今年12月と2026年7月に25bpの利上げを予想している。UBSの見立てでは、多くの日本の投資家は2%のインフレ目標の真の達成はまだ想像しにくいという保守的な見方を共有しているとのこと。ただし、2026年以降にさらなる円安が進行するリスクや、日本経済が正常化していく可能性があることから、1.25%のターミナルレートを設定。これは、UBSの予想する中立金利(1%プラスマイナス50bp)の範囲内とコメントしている。
【13:10】塗料業界では日本ペイントに注目~SMBC日興
SMBC日興証券では、塗料業界を深掘りしている。2024年4月に日本ペイント<4612.T>と関西ペイント<4613.T>のカバレッジを開始しているが、今回はグローバル企業を含めて塗料市場を改めて分析。今後高い成長率が期待できる市場として、地域別ではインド、用途別では建築用塗料に注目している。個別では、特に日本ペイントに注目している。ブランド力や販売網などの優位性、マーケティング施策などの積極的な投資によって競合をアウトパフォームし、東南アジアを中心とする比較的高い成長を享受できるとSMBC日興では考えている。
【10:20】2025年注目セクターの銀行株に追い風の環境が続く~三菱UFJMS
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2025年の注目セクターに取り上げている銀行株に追い風の環境が続きそうとコメントしている。日銀は24日に利上げを決定したが、独自の試算から銀行各社に利上げの業績影響が相応にあると指摘。同社の債券ストラテジストは25年10-12月に0.25%ポイントの追加利上げを想定しており、これらを踏まえれば、26.3期の銀行各社の業績拡大余地も大きいとみている。目先は1月の利上げ決定による出尽くし感から利益確定売りが出る可能性もあるとしながらも、業績トレンドから見れば中長期的な目線で引き続き注目できると三菱UFJMSでは考えている。
【9:35】底入れの兆しが出てきた製造業の事業環境~東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは、2024年12月の工作機械受注が前年比+11.2%となり、22年8月以来、約2年半ぶりに2ケタの伸び率を記録したことに注目している。内訳では外需が主導。海外の製造業関連の指標に目を向けると、米国では12月のISM製造業景気指数が9カ月ぶりの水準に改善したほか、中国では12月の鉱工業生産前年比が前月から伸びが加速するなど、明るい兆候が見られることを指摘している。過去の工作機械受注が概ね循環的な動きをしてきたことを踏まえると、国内外で確認できる良好な製造業関連の指標には期待を寄せたいと東海東京ではコメント。ファナック<6954.T>や安川電<6506.T>など、工作機械・ロボットメーカーに注目している。
【8:45】寄り前気配は芙蓉リース、大塚商、山九、ダイワボウが高い気配値
主力株の寄り前気配では、芙蓉リース<8424>+15.20%、大塚商<4768>+9.02%、山九<9065>+6.60%、ダイワボウHD<3107>+6.31%、キヤノンMJ<8060>+5.58%、京セラ<6971>+4.20%、戸田建<1860>+3.92%、ツルハHD<3391>+3.80%、ニッパツ<5991>+3.63%などが高い気配値。
一方、トレンド<4704>-7.06%、日光電<6849>-4.58%、東邦HD<8129>-3.88%、浜ゴム<5101>-3.67%、カカクコム<2371>-3.26%、コムシスHD<1721>-3.00%、スズケン<9987>-2.74%、シマノ<7309>-2.36%、オークマ<6103>-2.16%などが安い気配値となっている。
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