★12:55 カワタ-後場上げ幅拡大 3Q累計経常益23%減も通期計画超過を好感
カワタ<6292.T>が後場上げ幅拡大。同社は31日12時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益が6.7億円(前年同期比23.1%減)だったと発表した。なお、25.3期通期の経常利益予想は6.6億円となっており、3Q累計時点で超過している。
国内外の自動車業界向けを中心とした射出成形関連の受注が低迷していることに加え、中国におけるEV向けのリチウムイオン電池関連の投資が2023年後半以降、低迷が続いていることなどいより売上高が減少した。これに伴う売上総利益の減少と販管費の増加が響いた。
なお、株価は通期見通しを超過したことが好感され、買いが優勢となっている。
★12:56 AREHD-いちよしがレーティングを引き上げ 北米精練事業の損益改善も鮮明
AREホールディングス<5857.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、Auの販売額が好調に推移、北米精練事業の損益改善も鮮明と指摘。レーティングは「B」→「A」に引き上げ、フェアバリューは2200円→2300円に引き上げた。
いちよしでは、25.3期通期に関して、会社側予想の変更はなかったが、3Q実績が想定を上回ったことを踏まえ、上方修正した。4Q(1-3月)には期末特有の一過性費用が嵩む可能性はあるものの、会社側の同通期営業利益予想に対する1-3Q累計(4-12月)実績の進捗率は81.6%と高く、十分に達成が可能と考えている。26.3期予想を小幅ながら上方修正。Au価格の上昇一巡を前提とするものの、電子分野など回収量増加や北米精練事業の損益好転などは持続性があると考えている。また、今年4月には坂東工場(第2期、電子及び触媒分野の集約)が稼働し、その効果も期待できるという。
★13:02 群栄化学工業-続落 3Q累計営業益30%減 化学品事業の減益響く
群栄化学工業<4229.T>が続落。同社は31日11時30分、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は16.9億円(前年同期比29.5%減)だったと発表した。主力の化学品事業が、環境関連向け高機能繊維や自動車関連向け樹脂などが低調に推移し、減収減益となったことなどが響いた。
★13:07 アイシン-3日続伸 3Q累計営業益24%増 企業体質改善努が奏功
アイシン<7259.T>が3日続伸。同社は31日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は1160億円(前年同期比23.7%増)だったと発表した。
売上収益の減少や人・将来への投資があったものの、円安効果や企業体質改善努力の成果により、営業増益となったとしている。
★13:08 第一三共-後場マイナス転換 通期最終益を上方修正 通期営業益は据え置き
第一三共<4568.T>が後場マイナス転換。同社は31日13時、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の2250億円から2400億円(前期比19.6%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2355億円。
為替差損益の改善に伴う金融収益の増加を踏まえた。営業利益予想は2800億円を据え置いた。営業利益の市場コンセンサスは2815億円。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は2086億円(前年同期比27.5%増)、営業利益は2483億円(同27.6%増)だった。グローバル主力品エンハーツなどの増収や、第一三共エスファの株式譲渡益計上などが寄与した。
なお、株価は営業利益予想の据え置きを受けて売りが優勢となっている。
★13:11 清水建設-後場下げ幅縮小 3Q累計営業黒字転換 完成工事総利益の増加などが寄与
清水建設<1803.T>が後場下げ幅縮小。同社は31日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益が357億円の黒字(前年同期は520億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは302億円。
工事採算の改善に伴う完成工事総利益の増加などが寄与した。
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