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Russian car-sharing firm Delimobil, still eyeing IPO, reports revenue jump

ロシアのカーシェアリング会社Delimobilは、まだIPOを検討しており、収益の急増を報告しています

reuters ·  2021/12/14 09:26

モスクワ、12月14日(ロイター)-ロシアのカーシェアリング会社Delimobilは火曜日、第3四半期の収益が89%増の39億ルーブル(5300万ドル)になったと報告し、先月の米国でのIPO計画を延期した後も、まだ公開市場への上場を検討していると述べました。

銀行家やアドバイザーによると、少なくとも10社のロシア企業が2022年にIPOを行い、その計画がウクライナの緊張などの地政学的な問題やその他のリスクによって妨げられなければ、1年前に始まった上場を延長できるとのことです。

Delimobilは、市場の状況を理由に、11月初旬にIPO計画を保留にしました。同社は、ニューヨーク証券取引所の上場で2億4000万ドルもの資金を調達することを計画していました。評価額は9億ドル以上です。

Delimobilはロイターとの声明で、「同社は引き続き公開市場への上場を検討している」と述べた。

第3四半期の調整後総利益は、2020年の同時期と比較して13億ルーブルと5倍以上増加しました。また、Delimobilの利息、税金、減価償却前利益(EBITDA)はほぼ14倍に増加しました。

CEOのエレナ・ベフティナは、収益とEBITDAの伸びは、車種数の拡大と車1台あたりの収益の増加によるものだと考えています。

2015年に設立されたDelimobilは、11都市に19,000台以上の車両と約740万人の登録ユーザーを抱えるロシア最大のカーシェアリングプロバイダーの1つです。2019年に初めてIPO計画を発表しました。

カーシェアリングは、モスクワで特に盛んになりました。モスクワでは、交通量を減らすために駐車場が高価になり、利用できる駐車場の台数が限られているためです。

(1ドル=73.5780ルーブル)

(グレブ・ストリャロフによる報告、アレクサンダー・マローによる執筆、ベルナデット・バウムによる編集)

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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