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投資態度について

$S&P 500 Index (.SPX.US)$ 大した調整でもないように思うけれど、そりゃ当然下がるだろうな、という印象。積立が1日約定なので、このタイミングで下げてくれたか、としか思わず。
半導体など好不調の波が大きいセクターのレバレッジETFは露骨にパフォーマンスが劣ってきた。年初来からのレバレッジなしのETFと比較すればすぐにわかる。レバレッジETFは不利なコストを払い続ける時点で確定した負け要素があるので、間違っても資産形成の手段としては選択してはいけない。構造としては欠陥が多いので、トレンドラインなどというものを根拠にしてもいけない。
よく機関投資家が〜などということを書き込んでいる人がいるが、その機関はあなたとは比較にならない資金を持ち、毎日あなたが一生で行う取引より遥かに多くの売買をこなし、証券会社に莫大な手数料を払う見返りに市場の情報を受け取り、最新の技術と優秀な頭脳をフル活用して取引を行なっている。それに勝てると本気で思えるだろうか?
但し優秀なファンドマネージャーも時の経過とともに市場から大幅に劣後し脱落してゆく。インデックス投資というのは、そうした市場のせめぎ合いの平均を常に取り続けるという商品。しかも低コストで。だから素人でも、時間を味方につけることができる。特に時間が長期になるほどに効果が実感しやすい。
こうした事実を踏まえたうえで、一度自分の投資態度を見直してみると良いかもしれない。あなたは自分が買っている商品に実質いくらコストを支払っていて、それが将来的にどのくらい膨らんでいくのか?あなたが上記を承知したうえで市場を出し抜ける(勝つということはそういうこと)と思える根拠は何なのか?
利益を確定した時には更に税金が発生する。不利な戦いに身を投じたうえで更にコストが上乗せされる商品に勝機を見出せるのか?
おそらく一冊まともな本を読んで、怪しいインフルエンサー(恐らく99/100くらい)の話やこうした掲示板の情報を鵜呑みにすることはやめて、投資を自己責任(辛いからと都合の良い意見で慰め合い気を休めようとするのは典型)で行うことをやめるだけで大幅にパフォーマンスは良くなるし、毎日が楽しくなるだろう。
但しそれはあくまで「計画的な資産形成」の話であって、ギャンブルで一発当てようという考え方の人には全く当てはまらないので、そこは自由にすればいいと思う。借金してまで、とまでいくと愚かとしか思えないが。かくなる自分も、コロナ禍ではさまざまな銘柄にチャレンジしては一喜一憂して、なんとか資産を増やしてきた。しかし振り返って支払ってきた手数料と税金の額には驚愕するものがある。
高齢で資産家のトレーダーなど話題になることがあるが、普通に働いてひたすらインデックス投資を続けていただけでも恐らく莫大な資産を手にしていただろう。特に現在は年金制度にインデックス投信が組み込まれるようになったので資産が集まりやすい。
限られた人生を有意義に過ごしたいものですね。
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