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いま最も勢いのある小売4選!3カ月で株価4割上昇・連続2ケタ増収で“トライアル超え”銘柄も

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ビットバレー投資家 コラムを発表しました · 09/20 01:54
米国の大幅利下げで円高基調が明確になる中で注目されるのが、内需型のディフェンシブ銘柄だ。AIブームに陰りが見え、セクターローテーションの流れで物色される傾向も出てきている。
中でも小売業は好調に推移しており、イオンは20日に、カナダの同業から買収提案を受けているセブン&アイHDは12日に、それぞれ最高値を一時更新。最大手以外でも、3月に東証グロース市場に上場して脚光を浴びている $トライアルホールディングス (141A.JP)$をはじめ、業績、株価ともに勢いのある銘柄が少なくない。
そこで、前期と今期におおむね2ケタの増収を見込み、ここ60営業日で株価が20%以上上昇している小売銘柄の中から、“いま最も勢いのある小売4選”をピックアップする。
$トライアルホールディングス (141A.JP)$リテールテックで小売業界をリード、24期連続増収中
福岡県福岡市に本社を置く、「TRIAL」ブランドを展開するディスカウントチェーン。郊外立地の約4000㎡のスーパーセンターを中心に、食品から趣味し好品までフルラインを揃える約8000㎡のメガセンター、食品中心の小型店を、九州をはじめ全国に計318店舗(6月末時点)展開する。
1999年9月期から24年6月期まで、会計期間を変更した期を除いて24期連続で増収
小売りとIoTを融合させたリテールテックが強み。具体的には、独自開発の商圏分析ソフトを活用するほか、商品開発や売り場づくりに活用する購買データ分析基盤、来店者の行動パターンや棚欠品率・充足率を把握して販売機会損失を抑制するAIカメラ、レジ待ちを解消するセルフレジ機能搭載ショッピングカート、店内での広告・販促ツールとなるインストアサイネージなどを導入している。データ活用による効率化などにより、販管費率は17%台を維持している。一部技術は「リテールAI事業」として他社にもサービス提供している。
24年6月期の連結異業績は売上高が前年度比9.9%増の7179.48億円、営業利益が37.2%増の191.61億円、純利益が41.5%増の114.39億円。25年6月期は売上高が12.7%増の8088.66億円、営業利益が20.0%増の229.86億円、純利益が20.3%の137.56億円を見込む。
いま最も勢いのある小売4選!3カ月で株価4割上昇・連続2ケタ増収で“トライアル超え”銘柄も
$大黒天物産 (2791.JP)$ローコストオペレーションで低価格実現
岡山県倉敷市に本社を置く東証プライム上場企業。食品ディスカウントストア「ディオ」および「ラ・ムー」を、中国、近畿地方を中心に四国、九州、中部地方も含め216店舗(5月末時点)を展開。うち140店舗で24時間営業を行っている。新規出店のほか、M&Aでも店舗を拡大。プライベート商品「D-PRICE」を中心とした低価格商品と、自社物流センターや大量仕入れなどによるローコストオペレーションが強み。
2004年12月に旧ジャスダック市場に上場以来、20期連続で増収中
24年5月期の連結業績は売上高が前年度比11.5%増の2700.77億円、営業利益が107.9%増の93.52億円、純利益が102.4%増の63.06億円。25年5月期は売上高が8.3%増の2924億円、営業利益が12.3%増の105億円、純利益が1.5%増の64億円を見込んでいる。
いま最も勢いのある小売4選!3カ月で株価4割上昇・連続2ケタ増収で“トライアル超え”銘柄も
$yutori (5892.JP)$SNS活用でZ世代向けアパレルで急成長、ブランドごとに採算管理
2018年4月の設立ながら、23年12月に東証グロース市場に上場。Z世代向けに主力の「9090」など約30のアパレルブランドを展開。M&Aによるブランド取得も積極的に進めている。インフルエンサーを活用したSNSでの広告宣伝に強みを持ち、ブランドごとに採算管理と撤退判断を行う「自律分散型ブランド運営」が特徴。
自社運営サイトのほか、資本業務提携して19.2%の株式を保有する $ZOZO (3092.JP)$のECモール「ZOZOTOWN」、SNSフォロワーの多いインフルエンサーをスタッフとして配置する30~40㎡程度の小型店舗(3月末で23店舗)の3つの販売チャネルがメイン。
24年3月期の非連結業績は売上高が前年度比74.9%増の43.2億円、営業利益と純利益はともに前年度から黒字転換してそれぞれ3.83億円、2.25億円。25年3月期は売上高が30.0%増の56.15億円、営業利益が30.4%増の5億円、純利益が21.8%増の2.74億円を見込むが、8月に約17億円で同業の「heart relation」を買収したため、第3四半期(10-1月)から連結業績に取り込む。なお、heart relationの23年12月期の業績は売上高29.31億円、営業利益3.07億円、純利益1.61億円。
いま最も勢いのある小売4選!3カ月で株価4割上昇・連続2ケタ増収で“トライアル超え”銘柄も
$ダブルエー (7683.JP)$婦人靴のSPAで成長、担当者が企画から販売まで一気通貫
2002年創業の東証グロース上場企業。婦人用靴の製造小売りを行い、主力の「Oriental Traffic」、高価格帯の「卑弥呼」、中高価格帯の「NICAL」などのブランドを揃える。商業施設や百貨店内を中心に186店舗(1月末時点)、香港、台湾、マカオに計35店舗(同)を展開。国内、中国、香港で26のEC店舗(同)も展開する。23年3月にミッシュマッシュを吸収合併して婦人服事業にも本格参入し、24年1月期に黒字化させた。
商品企画開発から生産品質管理、販売までを分業化せずに一気通貫で担当することで、オリジナル商品のレベル向上につなげていることが強み。具体的には、商品企画担当者が販売スタッフとして店頭で接客を行い顧客の声を直接聞くとともに、検品検査スタッフとして生産工場を巡回して指導も行っているという。
24年1月期の連結業績は売上高が前年度比20.8%増の212.6億円、営業利益が48.5%増の17.62億円、純利益が68.9%増の11.63億円。25年1月期は売上高が10.5%増の234.85億円、営業利益が35.0%増の23.8億円、純利益が30.0%増の15.12億円を見込む。
いま最も勢いのある小売4選!3カ月で株価4割上昇・連続2ケタ増収で“トライアル超え”銘柄も
▲株価急騰中の小売グロース銘柄
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出所:各社公表資料、moomoo
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