アップル、新型スマートウォッチに衛星通信機能搭載へ＝ＢＢＧ

12月11日午後 12:05 GMT+9

アップルは、２０２５年に発表する新型スマートウオッチに衛星通信機能を搭載する計画。また、スマートウオッチ向けに血圧をモニターする機能の開発も強化している。ブルームバーグが複数の関係者の話として１０日に報じた。
衛星通信機能は同社が来年リリースする「Ｗａｔｃｈ Ｕｌｔｒａ」に追加される見通し。これによりユーザーは携帯電話やインターネットに接続しなくてもメッセージを送ることができるようになるという。
アップルは２２年に「ｉＰｈｏｎｅ」で初めて衛星通信機能を導入した。衛星通信プロバイダーのグローバルスター(GSAT.A)に１５億ドルを投資し、スマートフォンの通信サービス拡大に資金拠出している。
ユーザーの血圧をモニターする機能も２５年に搭載される可能性があるという。
同社はロイターのコメントの要請に応じていない。
アップルは健康関連機能の拡充に取り組んでいる。９月には睡眠時無呼吸症候群などの健康問題を検知し、緊急事態に対応できるスマートウォッチの新機種「シリーズ１０」を発表した。