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アナタは間違ったチャートの見方をしていませんか?

今日はXやYouTubeで言ったら荒れそうな本質を書いてみましょう。
題して「間違いだらけのチャート解説」です!
今まさに下げてきているわけですが、一般的なチャート解説や教科書的な話では「サインが出たら」です。これは中長期目線で正しいのですが、短期・ド短期では通用しません。
各チャートには得意な時間軸があって、判断基準もそれぞれの時間軸で異なります。
そしてそのチャートから出るトレードサインも時間軸によって捉え方を変えないといけません。

例えば
・移動平均やMACD系でゴールデンクロス(GC)/デッドクロス(DC)
・陰転・要点のサインが点灯したら
・レジサポやトレンドラインをブレイクしたら/押し返されたら
などがトレードサインとして解説されますよね。
これ、全て基本は時間軸として中期以上で通用する「トレンドフォロー」型の考え方です。
中期といっても、トレードや投資の軸がどの期間によって変わります。
私はオプションを軸としているので1ヶ月単位がベース。中期を1ヶ月とし、短期は1週間前後、長期は3ヶ月以上1年程度、ド短期は2-3日・・という区分けです。
で、問題は専門家やアナリスト、YouTuberのそれぞれがどの時間軸で語っているのかをまず見極めてください。
相場を当てに行く系のYouTuberなら日足ベースとしても「明日、明後日の株価がどうか」をメインに話をしているはずです。
それを期待して視聴するのなら、上記のような教科書ベースのトレンドフォロー型サインで話していても精度は上がりません。もしくは後づけ解説になります。明日・明後日の相場を先読みしてポジションを考える際は「相場変化の起点」を捉える[可能性の高い]チャートを選び、見方を変えないといけません。
ちなみに私は「チャートが動いてから自身が動く」という「後の先」をおすすめしているので、普段はトレンドフォロー型サインを重視しています。ただし一般的に「明日の動きを知りたい」「あの発信者は当たる・当たらない」で情報を取りに行く人が多いので、今日は「事前に予想したい」というニーズでどうチャートを見るかで話をしています。
では具体的にみてみましょう。
アナタは間違ったチャートの見方をしていませんか?
このチャートはストキャスティクスを少し改良したチャートです。オシレーターなので天底を早めに捉えますが、早すぎてしまうダマシが欠点です。で、重要なのは3/28、下段を見てください。青い矢印のところ、棒グラフが水色から青に変わった日でして、ここが「相場変化の起点」です。
そして上のチャート、下落の5MAクロスも同時に達成です。下落の5MAクロスとは、5MAが下向きかつローソク足がDCした状態です。
短期勝負ならこの3/28で売りを入れます。
5MAと25MAのDCを待つと遅くなりますし、各種トレンドラインの下方ブレイクも遅いです。このサインやチャートの解説はメンバーシップで既に発信しているので、上手く行ったから取り上げているわけではないです。今回もワークしてよかった・・とほっとしています。
一般的なチャートの教科書どおりの解釈でやっていると、もう動きの速い現代では通用しません。しかし、自分で戦術を考えず一般的なチャート解説だけをやっている発信者は大勢が動いてからのチャートサイン解説になります。教科書解説だからです。
投資やトレードは生物であり、学校の授業ではありません。今まで正しいとされてきたことを教える、教えられる世界ではなく、「今正しい本質に気づき教える」側と「それを学んで実践する」側がお互い切磋琢磨する世界です。
私達教えられる側も、本質を語っている発信者を選択する目を鍛えないといけません。
次に株価が大きく上か下に動く場合の起点・・も、上記サインでやってると出遅れます。何故ならば大きく動いた後にGCやDC、チャートサイン点灯等になるからです。
こちらも専用のチャートがあります。ブレイクポイントです。
アナタは間違ったチャートの見方をしていませんか?
上と下の黄色の価格が点灯した場合、抜けた方に大きく動きます。39790円を下抜けた後、急落展開となりました。
逆に2/8は36600を上抜けた後に暴騰相場になりました。
これもチャートの教科書にはありません。後追い考察の王様「エリオット波動」を使って、この起点を捉えた人は多くない気がします。
本来波動論ならこういう動きを予測しうるはずですが、ルールが多すぎてどれが正解か分かりませんよね。時間軸だけで7つか8つあります。そんなの当てられるわけがありません。
ここ数年痛感するのは、テクニカル分析、チャート分析といった分野においても、過去の常識や手法が通じなくなっています。そらそうですよね、金利が上がるのにゴールドがもっと上がる・・とか、米国でリセッションが来ないとか、過去の常識や事例にとらわれていたら予想を外しまくる結果になります。

過去の事例やデータ考察なら2023年にはリセッションになってないとおかしい。。
60歳以上の元金融機関で腕を鳴らした専門家がことごとく23年24年の相場を外しているのをみれば分かります。
テクニカルアナリストや投資顧問もその傾向があって、年齢関係なく常に勉強をしている人は発信内容が変わってきています。いつまでも同じことを言っている人はもうついてこれていません。
というわけで話は脱線しましたが、
・テクニカル分析・チャート分析にはそれぞれ時間軸がある
・時間軸にあった見方をしよう
・短期・ド短期で2-3日先を予想したいなら、「今サインが出た」ではなく、変動傾向から「サインが出る起点」を捉えることを意識するでチャートサインを考えた方が良いです。
とても偉そうに語っておりますが、私も20年間チャートの見方を変えず、裁量投資では大した結果を出せていませんでした。
自身が発信者になって3年。ようやく昨年あたりからこの本質を痛感し、見るべきYouTuber、専門家も自然に絞られていきました。60歳以上の専門家でもこの流れについていける方は活躍されています。
私が大好きな岡崎良介さんはその典型です。やっぱスゴイです、あの方。
とまあ、チャート解説を見る場合で目先の逆張り系情報が欲しい場合は、発信者自身で編み出した逆張り専用のチャートや手法で語っている発信者を探してください。一般的な教科書どおりの解説をしているチャート解説者にはもうニーズはありません。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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コメント
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  • HONDA N-ONE : 基本テクニカルは結果論だから予想はできない

  • kenau HONDA N-ONE : GCTのダブルトップも騙しでしたからね。機関はあらゆる手を尽くして個人投資家を落とし入れる

  • トレーディングN : 岡崎さんていつも酔ってる感じの人ですよね。でも、言ってることは的確だと思います。

  • books hill : 日足、1足、5分足、各種テクニカル指標、ずっと見ていて相場感を同期させて、一歩先の予想の期待値が上がる様に読む。
    言葉にするのは難しいけど、それらを見続ける事でやっと期待値を上げる事ができて勝率が上がって来た。
    要は、自分の勝てる手法を自分で構築するしか無い事が最近やっとわかって来た気がする。
    色んな人の手法、テクニカル指標情報は山程あるから、それをどう自分の武器として使える様に自分用にチューニングするか、言うのは簡単だけど行うのは難し、良く聖杯を探すと言うけど自分の聖杯を探さないといけないんだろうな、さぁコレからも精進せねば。。。