日経平均の日足チャートは、3月7日高値の40472.11円と3月22日高値の41087.75円の二つの山の間にある3月12日安値の38271.38円を割り込んだことで、ダブルトップを形成した。17日にネックラインである3月12日安値38271.38円を割り込んだ後は下げ足を強めており、75日移動平均線37889円水準も下回った。19日の1300円超下げた時点で、25日移動平均線との下方乖離率が7%を超えたことから、短期的な売られ過ぎ感は意識されそうだ。ただ、先週末に値が半導体株の東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>の投資判断格下げ観測も伝わっていることから、半導体株の調整が長引けば日経平均は一段安の可能性もある。今週から決算発表は徐々に増加することから、指数全体よりも個別物色が中心になるだろう。