25日の取引で、原油先物が2ドル超下落した。イスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦を巡る合意が数日中に締結される可能性があるとの報道を受けた。
清算値は、北海ブレント先物が2.16ドル(2.87%)安の1バレル=73.01ドル、米WTI先物が2.30ドル(3.23%)安の68.94ドル。
イスラエル政府のデービッド・メンサー報道官は「合意に向けて動いているが、まだ解決すべき問題がいくつかある」と発言。一方、レバノン側からは慎重ながら楽観的な見方が聞かれたものの、イスラエルのネタニヤフ首相は信用できないとの見方もある。