原油、６週間ぶり安値近辺－中国の需要とＯＰＥＣプラス会合が焦点

2024年7月29日 10:22 JST(一部抜粋)
原油先物相場はアジア時間29日の取引で６週間ぶり安値近くにとどまっている。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成される「ＯＰＥＣプラス」の会合を週内に控え、世界最大の原油輸入国である中国の需要を巡る懸念が良好な経済指標を受けて和らいだ。
　　北海ブレント先物は１バレル＝81ドルを上回る水準。26日は下落し、週間ベースで３週続落となった。ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）は77ドル近辺で取引されている。