熊本に続々進出、台湾半導体 地元企業、TSMC供給網入りが鍵
8/24(土) 9:00配信
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本第1工場からの製品出荷が12月に迫る中、台湾の関連企業の熊本県進出が相次いでいる。同社のサプライチェーン(供給網)整備の一環で、日本企業との関係強化も狙う。一方、地元の九州企業はTSMCとの取引に食い込めるかどうかが鍵となる。(共同通信=石原聡美)
「TSMCに納める装置の立ち上げを契機に日本でのビジネスチャンスを見いだしたい」。半導体製造装置の保守点検を手がける漢民科技(かんみんかぎ)の日本法人の田口雄三(たぐち・ゆうぞう)社長は話す。「日本の装置、部品メーカーは世界でもトップクラス。魅力がある」と、技術力向上と取引先開拓に余念がない。
同社は4月、TSMCの工場がある菊陽町に隣接する大津町で、社員寮も兼ねた4階建ての事務所を開所。技術者10~15人が駐在し、第1工場の製造装置の正常稼働を担う。事務所には台湾で人気のマージャン専用スペースも備えた。
「TSMCに納める装置の立ち上げを契機に日本でのビジネスチャンスを見いだしたい」。半導体製造装置の保守点検を手がける漢民科技(かんみんかぎ)の日本法人の田口雄三(たぐち・ゆうぞう)社長は話す。「日本の装置、部品メーカーは世界でもトップクラス。魅力がある」と、技術力向上と取引先開拓に余念がない。
同社は4月、TSMCの工場がある菊陽町に隣接する大津町で、社員寮も兼ねた4階建ての事務所を開所。技術者10~15人が駐在し、第1工場の製造装置の正常稼働を担う。事務所には台湾で人気のマージャン専用スペースも備えた。
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