FOMCに続き日銀はじめ各国中銀が政策発表へ-中国統計にも注目
2024年12月15日 11:25 JST(一部抜粋)
19日は日銀や英中銀、スウェーデン、ノルウェーが政策発表
中国では16日に発表される11月の工業生産と小売売上高が注目
米国をはじめとする世界各地の中央銀行が24時間のうちに相次ぎ政策発表を行い、多くの先進国でインフレが鈍化し金融緩和が始まった1年を締めくくる。
18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続き、19日には日本銀行やスウェーデン中銀、ノルウェー中銀、イングランド銀行(英中銀)が金融政策を発表する。
19日は日銀や英中銀、スウェーデン、ノルウェーが政策発表
中国では16日に発表される11月の工業生産と小売売上高が注目
米国をはじめとする世界各地の中央銀行が24時間のうちに相次ぎ政策発表を行い、多くの先進国でインフレが鈍化し金融緩和が始まった1年を締めくくる。
18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続き、19日には日本銀行やスウェーデン中銀、ノルウェー中銀、イングランド銀行(英中銀)が金融政策を発表する。
FOMCは0.25ポイントの利下げを決めると見込まれるが、2025年にトランプ次期政権が輸入関税を強化すればインフレ要因となり得るため、追加緩和ペースが鈍るかもしれない。
連邦準備制度理事会(FRB)調査統計局長を務め、現在はブルームバーグ・エコノミクス(BE)の米経済調査ディレクターであるデービッド・ウィルコックス氏は、「インフレや経済活動に影響を与えるような行動をトランプ氏は公約しており、FOMCの仕事を複雑にしている」と指摘。
「金融政策は遅れて効果を発揮するため、政策当局は1、2年後の経済状況を最善の理解に基づき予測し、各会合で政策を決定する。今後数回の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を設定する際、政策当局はトランプ氏のさまざまな提案が実施される可能性を評価し、そのリスクを考慮することになる」と述べた。
「金融政策は遅れて効果を発揮するため、政策当局は1、2年後の経済状況を最善の理解に基づき予測し、各会合で政策を決定する。今後数回の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を設定する際、政策当局はトランプ氏のさまざまな提案が実施される可能性を評価し、そのリスクを考慮することになる」と述べた。
(一部省略)
米国
米金融当局が重視する11月の個人消費支出(PCE)統計は20日に発表される。11月のPCEコア価格指数(食料品とエネルギーを除く)は前月比0.2%上昇と、3カ月で最も小幅な上昇となりそうだ。堅調な個人消費と所得の伸びが示され、経済の強靱(きょうじん)さを裏付けるとみられる。17日に発表される11月の小売売上高も、同様の堅調さを示す可能性が高い。
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