2024年12月4日 4:17 JST(一部抜粋)
FOMCの政策決定にあらかじめ定まった道筋はない-クーグラー氏
経済は良好な状態にある、労働市場は堅調を維持-クーグラー氏
米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事は、インフレと広範な経済の軌道について楽観的な認識を示した。一方、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定にあらかじめ定まった道筋はないとも指摘した。
クーグラー理事は3日、デトロイトでのイベントで講演。事前に配布された原稿によると、「経済は最大限の雇用確保と物価安定という2大目標に向けて近年大きく前進し、現在は良好な状態にあると私は見ている」と発言。「労働市場は堅調を維持し、インフレ率は、途中多少の起伏はあったものの、目標の2%に向けた持続可能な道筋をたどっているように見受けられる」と述べた。