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上昇する長期金利

2024年12月30日の米10年債利回りは高値4.632%をつけましたが現在値4.565%で推移しています。
政策金利が2024年12月19日に4.50%に利下げされたことを考えると長期金利は矛盾した動きをしています。
債券市場はインフレが再燃すると捉えているため短期金利の動向を無視して長期債を売っています。
確かにコアCPIは10月・11月・12月と3ヶ月連続で3.3%をつけて下げ渋っています。
CPIは11月と12月は上昇して直近の数値は2.7%です。
失業率は12月6日に発表されて4.2%をつけて、まだ上昇するような動きをみせています。
毎週木曜日に発表される新規失業保険申請件数は時折、急騰することはあるものの2024年8月以降、明らかに減退傾向にあります。
これに反比例して失業保険継続受給者数は高い数値を保持しています。
新規失業保険申請件数のほうが先行性が強いため徐々に失業保険継続受給者数は減少傾向に入ると考えています。
市場が1番恐れているのは失業率が上昇しCPIコアCPI両者とも上昇してしまうシチュエーションです。
こうなれば株価は大暴落します。
この最悪のパターンになるほどドルは弱くなく、しっかりと買われているため、ドル信用は今のところ硬いです。
債券市場はインフレが再燃しFRBは利上げを余儀なくされ米経済は鈍化すると予測する一方でドルは堅実に買われています。
MMFを大量に買い向かっている影響もありますが、このことから投資対象となる国が米国以外にないことがあからさまになっています。
原油先物WTIは現在値71.22ドルと2022年12月以降、完全に勢いを無くし低迷状態あります。
現在は世界全体の経済が弱いと言えます。
銅先物は高くは無いですが低くもなく現在値4.1005ドルで推移しています。
原油需要は低くても電気製品の需要は、まだあると言えます。
ISM製造業景気指数は50を下回り続けているため、決して製造業が好調とは言い切れません。
ある一定のAI分野だけに需要が集中している証拠とも言えます。
債券市場がインフレ再燃を織り込んで長期債を売っていますが、この行為、自体がインフレ抑制となるため、CPIが下がり始めると一気に長期金利は下がるため注意が必要です。
市場が狙いを定めて動いても、その動き自体が経済に影響を及ぼすため、投資家が狙った結果には至りません。
CPIコアCPIの動向が相場の鍵を握っています。
物価指数が下がらなければ徐々に失業率上昇が忍び寄って来るためインフレ抑制が重要になってきてます。
失業率が上昇することでインフレ抑制を演出することも考えられるため、株価が下がり、ヒヤリとする場面でも冷静に買い向かえば利益を増やすことができます。
高止まりする金先物も上昇余地はあるものの米経済がソフトランディングすると判断されると一気に売られる危険性も持ち合わせています。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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