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大晦日の珍事
私には大晦日の投資で忘れられない経験がある。
今から2年前(2022年)のこと。
大晦日に自分の収支を確認しておこうと思った。
市場がクローズして、証券界会社のツール画面を見た。
ひとつだけ、ティッカーシンボルは出ているが、数字の表記がない。
初めはツールのバグかと思った。
だが、腑に落ちない。
まさか、倒産！？
それで証券会社に電話。
証券会社の人も知らなかったようで、
「ちょっと調べるので、わかり次第、ご連絡させていただきます」
数分後。
「買収されたようです」
「えっ！？」
大晦日の土壇場で、市場が閉じた直後に、買収かよ。
なんの兆しもなかった。
ニュースもなかった。
「一体、どこに買収されたんですか？」と尋ねると、その方からは聞いたこともない起業名。
すぐに調べた。
まったく知らない、ノーマークの企業。
株価の動きも大したことなく、配当の利回りも、買収された企業より低い。
どう見ても、『格下』。
前触れもなく『格下』に買収されるなんて・・・。
人生で初めてにして、レアな経験。
この話をすると、相手はみんな「がっかりですね」と言う。
でも、自分はそれほどでもなかった(さすが、鉄面皮・・・笑)。
滅多にできない経験だと思った。
話のネタになるぞ！と思ったものだ。(実際、ここでネタにしている)
NISAで買っていた元企業は買収され、買収元の株でOTC市場の銘柄となり、特定口座に移動された。
当然のことながら、私は売った。
格上の企業に買収されるというなら、株価は上がるが、格下の企業に買収されたとなると、話は違う。
買収には2通りあるらしい。
『格上』からの買収は、買収元の株価が下がり、買収先の株価が上がる。
『格下』からの買収は、両方の株価が下がる(この時は買収済みだったので、買収元しか存在していない)。
こういう事態になったら、成り行きで即逃げすること。
欲をかいてはいけない。
指値は約定せずに、ジリジリと下がっていくだけだから。
これは経験から言える。
滅多にないことだけれど、参考になれば(苦笑)
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コメント
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HONDA N-ONE : TOBって「いくらで買いますよ」と公表しないで出来るんだね
一般投資家から市場で買い揃えなくてもTOB成立したってこと？
ちっちゃな会社だったのか？
sirius2xanadu スレ主 : いや、それほど小さくはなかったはずだけれど、とにかくいきなりだった。
なにしろ、証券会社の人が知らなかったくらいだから。
でも、その証券会社にしても、Moo Mooほど、ニュースはきめ細やかではないから。
どちらかというと、遅いか、やる気ないか（笑）…追いきれなかったのかもしれない。
sirius2xanadu スレ主 : 追加で書くと、格下に買われるというのは、特殊なケースだと思う。