2024年11月26日 1:30 JST(一部抜粋)
IPO候補となる大型企業が豊富、投資家の需要も旺盛-コノリー氏
伝統的なベンチャーキャピタルに加え、PE会社が有意な役割果たす
新規株式公開(IPO)市場の活発化は、テクノロジー企業の上場増加につながると、ゴールドマン・サックス・グループの幹部、ウィル・コノリー氏は指摘した。先週ラスベガスで開催されたゴールドマンの会議の合間に語った。
ハイテク企業のIPO件数は2025年に「2倍以上に増える可能性が高い」と、同行でテクノロジー株式資本市場の責任者を務めるコノリー氏は予想。同年末までにIPOを実施する企業数は年平均並みの約34社になるとの見通しを示した。
「テクノロジー業界にはIPO候補となる注目の大型企業が大量に存在し、資金を投じたいという需要も多い」と同氏は説明。「IPO市場の活況に人々がどれほど速やかに適応できるかが問題だ」と続けた。