達成に向けて、同社はAIを活用したビジネスへの変革を加速する。CESでは、米オープンAIの対抗馬と目される米スタートアップのアンソロピックとの協業を発表し、今年から北米でウェルネス(心身の健康)を支えるサービスを開始する計画を明らかにした。
パナソニックHDは家電や車載用電池から航空機向け電子機器まで多様な事業を抱えるが、AIを活用した事業は21年に買収した米ブルーヨンダーのサプライチェーンマネジメントなど一部にとどまっていた。日立製作所やNECなど他社もAI関連サービスを強化する中、さまざまな事業にAIを掛け合わせることで効率性や成果を高める考えだ。