政策金利下落
2024年11月8日4:00に発表された米国政策金利は前回上限5.0%に対して結果上限4.75%でした。
市場予想通りの展開です。
現時点では株高要因です。
2024年11月9日0:00に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は先月70.5に対して結果73.0でした。
同じ消費者購買欲を示すCCIも上昇しているため、米国消費は活発になる可能性が高くなっています。
米10年債利回りは9月17日3.648%から反発して11月8日時点で4.305%まで上昇しています。
利下げを行っているにも関わらず債券市場は長期債を売っています。
債券市場は利下げによって物価高となって結果的に利下げができなくなると予想しているからです。
この債券市場の動き自体がインフレ沈静化に寄与すると考えています。
政策金利が利下げされても長期金利が下がらないことで絶妙な金利の高さとなってインフレをゆっくり沈静化できるというものです。
インフレになることを逆手にとって、市場を牽制し失業率を上げずにソフトランディングに導ける可能性があります。
これはポジティブな視点であって、ネガティブな部分があることは確かです。
長期金利が高いこと、物価が高いことは継続されるため、破産する人が多くなる可能性は否めません。
米国民もうまく節約できれば良いですが節約できないからインフレになっています。
日本と米国は典型的に違う国でインフレ傾向が強い国です。どうしても物価高になりやすい国柄です。
購買欲の上昇、政策金利下落が株高要因に繋がっていますが経済が活性化されればCPIを押し上げてしまうため株安に成ります。
株高になることで結果的に株安になってしまいます。
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