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狙われ続ける退職金

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ぼんやりウォーカー コラムを発表しました · 07/29 04:53
「退職金をもらったら銀行から電話が来て、資産運用の話を聞いて言われるがままに投資して大損する」というストーリーはよく聞く話です。
少し前に用事があって銀行に行った時に、待ち時間で他のお客さんが投資信託の説明を受けているのが聞こえてきました。
「投資のことは詳しくないんだけど、何かやったほうがいいのかなと思って相談に来ました」と。
おや、これは「やってはいけないこと」としてよく聞く行動じゃないか、と思いましたが、何をできるわけでもないので「幸あれ」と願うしかなかったのですが。
試しに「銀行名 投資信託」で検索してみたら、ラインナップは少ないわ手数料は高いわで「さもありなん」という感じでした。
こういう残念なことに自身が陥らないためには、できるだけ早期に正しく投資を学び、経験することが重要です。
2022年から高校での投資教育が必須化されました。
いいことだと思いますが、中途半端に投資を学んだ人のほうが投資詐欺に遭いやすいというデータもあるようです。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで、若い世代をカモにしようとする悪人も増えたようです。
ただ、若い人より退職金をゲットして気が大きくなったタイミングで投資知識のない高齢者の方が「カモりがいがある」ので、狙われやすいですよね。
カモられないためには、いわゆる現役世代のうちに「退職金をどうするか」をある程度決めておくのが良いと思います。
私はフリーランスなので企業からの退職金はないのですが、小規模企業共済とiDeCoをやっているので、出口戦略はある程度決めています。
具体的には、65歳でiDeCoを退職所得控除ギリギリの分だけ解約して、残りは毎年受け取りにして、5年後の退職所得控除が復活するタイミングで小規模企業共済を解約する予定です。
順番が逆だと20年空けないと退職所得控除が復活しないんですよね。
退職金とiDeCoの関係性も同じですが、退職金の受け取り時期はコントロールが難しいので、iDeCoをやってらっしゃる方は勤め先の制度を確認されるとよろしいかと思います。
退職所得控除に関しては改悪される可能性が高いですし、数十年後にどんな制度になってるか分かりませんけどね。
制度が変わったらそれに合わせて最適解を模索します。
とにもかくにも賢明なる個人投資家の皆様におかれましては、退職金を残念な投資に使ってしまいませんようにお気をつけくださいませ。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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コメント
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  • kenau : 言い方は悪いですが、引っかかる人は、お金に苦労してない人が殆どではないでしょうか、ウチの親はお金に苦労してないので、銀行員の言われるがままに株買わされて、私は遺産相続時迄は株の存在を知りませんでしたが、50万が紙屑と成りました。