ロシア・ウクライナ戦争： 895日目の主な出来事

・ロシアは、戦車や装甲車に支援された数百人のウクライナ軍兵士がスジャの町付近で国境を越えたとの報告を受け、地方非常事態を宣言し、南部クルスク地方の国境付近の地域から数千人の住民を避難させた。ロシアのウラジミール・プーチン大統領は「大規模な挑発」を非難した。ウクライナはこの襲撃を認めていない。

・ロシア保健省は、戦闘で6人の子供を含む31人の民間人が負傷したと述べた。クルスク地方のアレクセイ・スミルノフ知事代行は火曜日、戦闘で5人が死亡したと述べた。軍人の死傷者に関する情報はない。

・ロシアのロシア24は、戦争特派員のエフゲニー・ポドブニーがクルスク地方から取材中にウクライナのドローン攻撃で負傷し、地元の病院で集中治療室に入院していると伝えた。

・ウクライナ東部ドネツク地方でロシアの砲撃により少なくとも4人が死亡、1人が負傷した。ヴァディム・フィラシュキン州知事は、戦闘地域から約5キロ離れたアントニフカ村で高齢の男女が死亡したと述べた。ミハイリウカ集落への別の攻撃では、男女が死亡した。

・州当局によると、ロシアによるキエフ地域への3度連続の夜間攻撃で、少なくとも1人が負傷し、20軒近くの家屋が損壊した。

・ウクライナ空軍は、ロシアがウクライナの7つの地域で発射した30機のドローンをすべて撃墜したと述べた。

・ウクライナの軍事情報機関は、ロシアが支配する黒海北西部のテンドラ・スピットへの軍の急襲を確認し、設備や要塞に損害を与え、死傷者を出したと述べた。モスクワに設置された同地域の当局によると、ロシア軍はウクライナ軍がロシア領の砂嘴に上陸しようとしたのを撃退したと火曜日に発表した。

・エストニア検察当局は、57歳のロシア系エストニア人ジャーナリスト、スベトラーナ・ブルチェヴァ氏を反逆罪とモスクワに対する国際制裁違反で起訴したと、AFP通信が国家検察官エネリ・ラウリッツ氏の声明を引用して報じた。ブルチェヴァ氏は2017年から、ロシアの国営メディアグループ「ロシア・セゴドニャ」が管理するエストニアのオンラインサイトで活動している。

・モスクワの裁判所は、元軍人であるロシア軍ブロガーのアンドレイ・クルシン氏に「ロシア軍に関する虚偽の情報を故意に広めた」罪で有罪判決を下し、6年半の禁錮刑を言い渡した。クルシン氏は、自身のテレグラムチャンネルで、ロシア軍がウクライナの民間人への給水を停止し、産科病院を爆撃したと非難していた。

・ロシアとアメリカの二重国籍を持つクセニア・カレリナ容疑者は、ロシアの裁判所で反逆罪の罪を認めたと、国営通信社RIAノーボスチが水曜日に彼女の弁護士の話として報じた。カレリナ容疑者は、2022年にウクライナを支援する慈善団体に寄付した罪でエカテリンブルク市で裁判を受けている。