株式:金利:外為、大引けの日経平均は反落、「トランプ・トレード」一巡後の利益確定売りも
<15:35> 大引けの日経平均は反落、「トランプ・トレード」一巡後の利益確定売りも
東京株式市場で日経平均は、前営業日比422円06銭安の3万8220円85銭と反落して取引を終えた。前週末15日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、主力株の一角が日経平均を下押しした。このところ底堅く推移していた銀行株や、トランプ次期政権の人事への思惑から医薬品株を売る動きも目立った。市場では、「トランプ・トレード」一巡後の利益確定売りがきょうも続いているとの見方があった。
東京株式市場で日経平均は、前営業日比422円06銭安の3万8220円85銭と反落して取引を終えた。前週末15日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、主力株の一角が日経平均を下押しした。このところ底堅く推移していた銀行株や、トランプ次期政権の人事への思惑から医薬品株を売る動きも目立った。市場では、「トランプ・トレード」一巡後の利益確定売りがきょうも続いているとの見方があった。
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は小反発、長期金利横ばい 日銀の早期利上げ観測やや後退2024年11月18日午後 3:21 GMT+9
国債先物は小反発、長期金利横ばい 日銀の早期利上げ観測やや後退
国債先物中心限月12月限は、前営業日比3銭高の142円85銭と5営業日ぶりに反発して取引を終えた。日銀の早期利上げ観測がやや後退し、相場を支援した。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの1.070%。
国債先物は序盤の取引でマイナス圏に沈む場面があったが、中盤以降はプラス圏で強含みの展開が続いた。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、12月の日銀金融政策決定会合まで1カ月となる中、きょう名古屋市で開催された金融経済懇談会での植田総裁の発言機会を皮切りに市場に追加利上げを織り込ませる「キャンペーン」が始まるのではないかとの思惑があったと指摘。
国債先物中心限月12月限は、前営業日比3銭高の142円85銭と5営業日ぶりに反発して取引を終えた。日銀の早期利上げ観測がやや後退し、相場を支援した。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの1.070%。
国債先物は序盤の取引でマイナス圏に沈む場面があったが、中盤以降はプラス圏で強含みの展開が続いた。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、12月の日銀金融政策決定会合まで1カ月となる中、きょう名古屋市で開催された金融経済懇談会での植田総裁の発言機会を皮切りに市場に追加利上げを織り込ませる「キャンペーン」が始まるのではないかとの思惑があったと指摘。
2024年11月18日午後 3:25 GMT+9
午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場の終盤に比べて小幅にドル高/円安の154円半ばで取引されている。名古屋市で講演を行った植田和男日銀総裁の発言を受けて午前中には一時155円前半まで上昇する場面もみられた。ただ、ドル買いが一巡した後は154円半ばから後半を中心に一進一退の展開が続いた。
日銀の植田総裁は名古屋市で開いた金融経済懇談会で、金融緩和度合いの調整をどのタイミングで進めていくかは「あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」と述べた 。
市場では、米大統領選でトランプ氏が当選した後にドル高/円安基調が強まったことで、「円安を阻止するために日銀が12月の金融政策決定会合で追加利上げを行うとの観測が高まった」(国内証券・アナリスト)との声が出ていた。
ただ、講演からは目新しい材料が見当たらず、植田総裁の発言が伝わった後は円高の巻き戻しでドル高が進行。ドルは155.14円まで上昇した。
日銀の植田総裁は名古屋市で開いた金融経済懇談会で、金融緩和度合いの調整をどのタイミングで進めていくかは「あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」と述べた 。
市場では、米大統領選でトランプ氏が当選した後にドル高/円安基調が強まったことで、「円安を阻止するために日銀が12月の金融政策決定会合で追加利上げを行うとの観測が高まった」(国内証券・アナリスト)との声が出ていた。
ただ、講演からは目新しい材料が見当たらず、植田総裁の発言が伝わった後は円高の巻き戻しでドル高が進行。ドルは155.14円まで上昇した。
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