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6月23日の解散・総選挙の断行が株高の切り札に!

6月23日の解散・総選挙の断行が株高の切り札に!
 ウォール街ではSell in May(株式は5月に売れッ)と言われています。日本の節分天井、彼岸底の相場格言もそうですが、これは機関投資家の季節的な投資行動に起因します。アメリカの場合、個人所得税の還付(2024年は40兆円強)が2~5月に行われました。この資金がミューチャルファンドを通じ、株式市場に流入、株高を支える構図です。
 しかし、最近はそうなっていません。むしろ、Sell in June(6~7月に高値形成のパターン)の傾向が強いですね。
 これは日本市場も同様です。日本の場合、3月決算発表時に自社株買いを発表します。トヨタ自動車(7203)が好例(総額1兆円、4億1000万株、発行株式数の3%の自社株買いを公表済み)です。自社株買いが高値形成時期を6月にずれ込ませているのかもしれません。
 もちろん、この局面において、Sell in Juneを唱えているわけではありません。単なるめぐり合わせです。それに、今年は6月23日の国会会期末に岸田首相が解散・総選挙に打って出る可能性が残っています。解散・総選挙と株式市場には「株高」のアノマリー(説明のつかない不思議な出来事)が存在します。
 なぜ、このタイミングでの解散・総選挙なのでしょうか。衆院補選は3連敗でしたし、静岡知事選も負けました。「支持率は低迷しているのに」と、いぶかる人が多いでしょうね。6月20日は東京都知事選の告知です。
 しかし、このタイミングしかありません。その理由は6月21日に5月のCPI(消費者物価指数)の上昇率が発表されることです。東京都の高校授業料の無償化、ガソリン価格の落ち着きなどがあって、CPIは低下しているのではありませんか。
物価(インフレ)と政権支持率は逆相関のアノマリー!
 確かに、岸田政権の支持率は「25%」そこそこと超低空飛行です。やはり、パーティー券裏金問題が響いています。しかし、支持率がさえないのは主に「物価高」です。物価(インフレ)と支持率が逆相関にあるのはまぎれもない事実です。今夏は一時的にせよ、消費者物価が沈静化しそうなのです。
 さらに、6月の給与では1人4万円の定額減税が実施されます。賃上げも浸透するでしょう。大企業が中心でしょうが、6~7月は実質所得がプラスに転じます。年金は6月14日支払い分より2.7%引き上げられます。夫婦2人のモデル世帯では6000円の増額(厚生年金)と試算されています。
 足元の相場(特に、日経平均株価などのインデックス)は“高値しぐれ”商状に陥っていますが、個別物色機運は極めて旺盛です。あとは前述したように、解散・総選挙頼みです。ここは月並みな表現ですが、森を見ず、木を見よ(総論を語らず、銘柄勝負)の投資戦術が有効と判断します。
6月23日の解散・総選挙の断行が株高の切り札に!
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6月23日の解散・総選挙の断行が株高の切り札に!
6月23日の解散・総選挙の断行が株高の切り札に!
 インバウンド、ドローン、 $エヌビディア(NVDA.US)$ $アップル(AAPL.US)$、提携戦略、ペットブーム、ヨウ素(折れ曲がる太陽光ペロブスカイトの原料)関連などのテーマ性を有し、好業績です。
 5月22日(現地時間)発表のエヌビディアの2~4月期(第1・四半期)決算は絶好調でしたね。5~7月期(第2・四半期)の売上高がガイダンスレンジも予想を上回りました。生成AI、大規模言語モデル開発、データセンター事業が伸びています。新産業革命の象徴的な企業です。
 その後、株価は1000ドルの大台に乗せ、時価総額は440兆円を超えています。ちなみに、AIビジネスで先行する $マイクロソフト(MSFT.US)$ $エヌビディア(NVDA.US)$ $メタ プラットフォームズ A(META.US)$の「MnM」トリオの時価総額は1133兆円(1949社上場の東証プライム市場は960兆円)に激増しています。
 筆者は公式ホームページ以外のSNSでの情報発信等は一切していません。杉村富生はこれらの件に一切関わりがございません。なりすましにご注意ください。
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