日経平均大幅に4日続伸、3週間ぶりに3万8000円回復　円相場は1ドル＝143円台後半 日銀ハト派姿勢が重し

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比447.45円高の38171.36円、東証株価指数（TOPIX）が24.71ポイント高の2667.06で始まった。

トップニュース
日銀追加利上げは「様子見」、次は12月に？
●UBSは、日銀が12月に0.5％まで利上げし、2025年にさらに2回25bpの利上げを行い、来年末には1％の水準に達すると見ている。しかし、今後6週間で急激な円安が進み、ドルが対円で150ドルを超えて急上昇すれば、10月末の会合で利上げが検討される可能性もあるという。
●日銀は次の利上げについて明確な情報を開示しなかったが、全体的な態度はややハト派的だ。声明によると、日本の金融情勢は依然として緩やかで、民間消費に関する判断は「底堅い」から「緩やかな成長傾向」に若干引き上げられ、最近のデータと一致した。

米外為市場サマリー：ＦＲＢ高官のハト派発言で一時１４３円２０銭台に軟化
２３日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１４３円６１銭前後と前週末に比べて２５銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは１ユーロ＝１５９円５７銭前後と同１円００銭強のユーロ安・円高だった。

日立製作所、エヌビディアと協業　鉄道走らせインフラ検査
● $日立製作所 (6501.JP)$は24日、米 $エヌビディア (NVDA.US)$と共同で鉄道のレールや架線、信号機などのインフラの安全性を検査するシステムを開発したと発表した。
●システムは人工知能（AI）を使い、収集したデータをリアルタイムで分析する。異常を早期に検知することで、大きな故障が発生する前に部品を交換することができ、車両の信頼性が向上する。また、労働力不足への対応にも役立つ。
●日立は3月、エヌビディアと共同でAIサービスを開発すると発表したが、これは鉄道事業における初の商業化プロジェクトとなる。

配信元：各社リリース、Bloomberg、日本経済新聞、MINKABU
ーmoomooニュースEvelyn